一昨日夜、清水との第6節は、消化試合。
3位清水は、勝利すると2位磐田の結果如何で
2位入れ替え、グループリーグ突破の可能性を残した試合。
それだけに両チームのマインドに格差があったことは否めない。
札幌が先発させてきたメンバーは、現在の控え組。
俺は、もっと若手を使ってくるのだと思っていた。
控え組は都倉の例もある様に、この試合で自分たちの存在感を示したいところ。
2016年
ティファニー社制作
ルヴァンカップ
使った若手は、中村桐耶一人。
2000年7月生まれというから現在17歳、鵡川出身。
高校3年生でU-18所属。
背番号42
試合前の練習でひときわ目立った選手がいた。
186cm/78Kg
少し首が長いので石川直樹かと見間違える。
が、直樹ではない。
ボール裁きを見ると決してうまい方ではない。
無論下手ではない。
3バックの左を守る。
前節の甲府戦では、トップの試合に71分から交代で初出場している。
その時の積極性を買われて先発した。
まだ細く見えるが体幹は強そう。
足の速さ、ジャンプ力は並みと見えた。
となれば彼の特徴は、身体の強さと状況判断だろうか。
試合は、イナの不用意なプレイからのPKで1点献上。
集中を切らしたことで0-3の大敗。
中村に若い年代に見られる粗さは少ない。
しかし積極さと外連味のなさを見せた。
外連は歌舞伎から出た言葉で、はったりやごまかしなどの意味に使われる。
中村は、明日のDFラインの一角を担うであろう素地を見せてくれた。
今日のテーマ、チーム成熟度。
ルヴァンカップの決勝まで進むチームは、
その年のJ1リーグ戦を安定して戦ったチームではなかろうか?
ルヴァンカップは、J1リーグの三大大会の一つ。
ここでの優勝は、控え選手を含めてレベルの高いチームでなければなしえない。
と考え検索してみる。
2017年ルヴァンカップ決勝
C大阪2-0川崎
2017年J1優勝チーム川崎/C大阪3位
2016年ルヴァンカップ
浦和1-1G大阪 PK決着浦和優勝
J1優勝チーム 1St鹿島 2St後半浦和/G大阪6位・4位
2015年ルヴァンカップ
鹿島3-0G大阪
J1優勝チーム 1St浦和 2St広島 /鹿島8位・2位・G大阪4位・3位
2014年ルヴァンカップ
G大阪3-2広島
J1優勝チーム G大阪/広島8位
2013年ルヴァンカップ
柏1-0浦和
J1優勝チーム広島/柏10位・浦和6位
当然の結果がそこにあった。
過去5年間でルヴァンの優勝をしたチームは、J1リーグでも2度優勝している。
ここまでの調べで分かることは、
ルヴァン決勝試合出場しているチームは、J1優勝の確率が高い。
現在J1で3位に付けている北海道コンサドーレ札幌のJ1優勝確率いかに?
ルヴァンのグループリーグ敗退だものJ1優勝などかなり低い確率ということになる。
そりぁそうだわな。
今年は、降格争いの渦中にあってもだれも不思議に思わなかったチーム。
そこが予想を覆して3位につけている。
ただ、まだまだチーム全体の成熟度は低い。
ここでの大方の見方はそのうち落ちる。
居心地が悪い、俺の中でも不安定な意識がそこにある。
勝てるべか?
落ちるべか?
弱小チームながら頑張っているっしょ。
浦和をうっちゃった。
大したもんだわ。
うちに負けたらJ1の優勝は、無理かもねぇ。
反骨心を満足させるチームであったはず。
が負けない。
安定して勝ち点を積み上げている。
選手達の言動を見ると、これはまぐれでも何でもない。
勝つべくして勝っている。
と映る。
前節のFC東京戦でもあれだけタフな試合の後にピッチに倒れ込む選手がいなかった。
足を攣らせている選手がいなかった。
追い詰められている表情の選手がいなかった。
勝ちを追い求める攻めの顔が貼り付いていた。
頼もしいものだ。
一旦Wカップ休みを挟んで7月18日から
16節~23節までが中2日3日の過密日程となる。
それだけに控え組の底上げは、必須。
明後日は、神戸戦。
アウェイながら勝ち点3を積み上げてもらいましょうか。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター