2018年5月19日土曜日

俺なら中堅有望選手を33人

セな話だと括っていた。
が、どうも実現しそうな雰囲気が漂っている。

バルセロナのタクト、イニエスタが、ヴィッセル神戸に移籍!!

巷間噂されているところでは、3年契約で100億円の報酬。
1年に33億円ということになる。





バルサエンブレム原型






えええ~~っ!!

今年のJ1チーム別年俸を見る。

Soccer-Mony.netによれば第一位が神戸。

17億2290万円となっている。
ちなみに札幌は、14位5億8020万円。

つまりは、現在のチーム全体の年俸の2年分を一人に支払うことになる。

うんな馬鹿な。

更に2017年度決算を見ると

資産総額が、37億円。
2017年度の赤字が1億5000万円。
累積の赤字が6億5000万円だという。

チームの資産に値する金額を一人の選手に対価させるだと。

どうやって年間33億円、3年で100億円が捻出できる?


ヴィッセル神戸2004年から三木谷浩史が個人オーナー。

現在は、楽天が100%所持。
とは言えやはり三木谷がオーナーということになる。
その三木谷の個人資産は、1兆4000億円をこえるといわれている。
野球の楽天は、既に日本シリーズ優勝を果たしている。
ヴィッセルを見るとリーグ優勝はおろかJリーグ杯、天皇杯でも優勝はない。
優勝どころか決勝進出もない。
是非ともJリーグの優勝をさせたい思いが募っているのは理解できる。

だとしたら方法に問題はないか?

ビジネスマンなら簡単に計算が立つはず。
1億円の日本選手を多く抱え込んだ方が実力が濃密にアップしようというもの。

後は監督を誰に据えるか。

岡田武史を招聘して1億円選手を20人くらいピックアップすれば
優勝に近い道があちらから開いてくる。

現在の日本人1億円選手は、かつての日本代表が
ずらりと並ぶ。
旬ではない。
現実に金に飽かして揃えるとすれば
3000万円から5000万円クラスで
年齢的にも先のある選手達を破格で引っ張る事になるか。

ちょっと待て、そうなると福森が、チャナがミヤザーが危ない。

深井も対象か。
キムもやられる?
31歳とは言えまだまだ発展途上の都倉も持っていかれる?


イニエスタへのギャラは、100億円が全部球団からの報酬ではないらしい。
彼自身への広告契約や、チームの広告収入増加、
楽天関連商品の広告効果など直接、間接に考慮してのことらしい。

にしてもサッカーでは1人の働きは1人でしかない。

チームは、11人で初めて機能する。
いや先発の11人にもう1チーム分の11人は必要。
更にリスク回避の11人で33人いれば安心。

イニエスタにフィツトさせられるチームなのか?

という現実の問題がある。

元ドイツ代表のポドルスキーが去年途中から神戸に加入している。

その加入でどれだけチームが勝ちを拾えているのか?
俺がそれを持ち出すまでもなく、去年そして今年のこれまでの費用対効果は低い。
彼の年俸は、確か6~7億円位のはず。
ならば1億円の日本選手を7人の方がよほどに効果があるはず。

俺が三木谷ならそうする。
しかし、そうではない。
そのあり得ない現実のなかで俺が勝手に遊ぶのは
俺に許される最大の贅沢ということになる。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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