裏か表か。
白黒をはっきり立てるのが勝負事。
サッカーUEFAチャンピォンズリーグの最終戦。
つまりは、決勝戦が行われている。
今はハーフタイム。
もうすぐ68歳のGGなのに早朝目覚めることがない。
夜明けが
早い今の時期
俺が目覚めると
もう日は登っている。
久しぶりに夜明け前を見た。
しかし昨夜は通常より1時間早く就寝した。
3時35分に始まるゲームが見たい。
3連覇を狙うレアルと
プレミアリーグの雄リバプール。
結果は、3-1レアル優勝。
51分に勝負は決したと言っていい。
リバプールのドイツ出身GKロリス・カリウスがやっちまった。
クリアして右の選手に手で転がした時に
そのボールをベンゼマの出した脚に引っ掛けられた。
ボールはゴールの中に転がり入る。
痛恨と言うにはあまりにも痛すぎるエラー。
ベンゼマが執拗に追いかけたわけではない。
GKから1.5mは離れていただろう。
殺気を消していた。
GKは、ベンゼマが何もしてこないと思い込む。
まんまと罠に嵌まった場面。
だが55分リバプールは反撃。
サドル・マネ26歳セネガル代表FWがこぼれに素早い反応で同点。
が、厚い層の持つレアルは60分過ぎにFWベイルを交代出場させる。
そして左からのクロスにバイシクルで一閃。
たちまち引き離す。
横から飛んで来るボールに合わせるのは点と点。
その一ポイントしか打点はない。
難しいシュートであっさり引き離される。
ここまでならまだリバプールに勝機が残っているように見えた。
が、20m以上もあるだろうか再びベイル83分のロングシュート。
GKは予期していない。
無回転のボールをキャッチしようとした。
すこし左下に揺れる。
GK触るもボールはゴールに吸い込まれる。
最初の失点が尾を引いていたとしか思えない。
集中力の欠如。
パンチングしていれば問題なくクリアできていた。
そこが勝敗のアヤということなのだろう。
リバプールは13年振りの優勝を逃す。
レアルは3連覇。
勝負のアヤは、漢字では綾。
形や色や模様を現す漢字。
織物の手法の一つ綾織から出来た言葉。
文字通り選手の一人一人が織りなすプレーの結果が
レアルに祝杯をもたらし、リバプールに苦杯を舐めさせた。
試合開始からリバプールは、前線からのプレッシャーで
引っ掛けてシュートまで持ってゆく。
レアル耐えて自分たちの得意、個の特性を最大活かした分厚い攻撃で反撃する。
後半6分のエラー失点まで5分5分だった試合だっただけに
リバプールの失意も大きい。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター