2017年6月25日日曜日

内向きブラケット

腕外側の手首と肘の中間部分に痛みが出る。
ハンドルを42cmから38cm幅に変えた。

本来腕は肩から肘、肘から手にかけて内側に湾曲している。
そこを真っ直ぐに延ばすと無理な体勢になる。

バイクは、身長180cmでも乗られるサイズ。
俺の169cm身長から見ると大きい。

頻繁に握りを変えることで解消してきた。

クランクを短くしたり。
フロントアウターギア数を落としたり。
ブレーキを高性能に変えたり。
軽量ホィールに入れ替えたりで
チューンアップしたひとつとしてハンドルも狭くした。

これにより無理のない手の位置がでる。
更にブラケット角度をかなり極端に内向きにした。
握りいい。
手首は、肩からの自然な湾曲をして延長戦線上で真っ直ぐ延びる。
少し上横からブラケットに手を置く。
握るというより手刀を置く。
楽なシッティングになる。





こんな内向きで
ダンシングは?
と師匠に心配される。






ブレーキレバー、変速レバーも操作しやすい。
上体もしっくり収まる。



最終的な調整で下ハンではU字の最深部が握りやすい位置を取る。
ハンドルの形状にもよるだろうけれどドロップバーが短くなったことが大きい。

肩幅より広い握りと、肩幅より狭い握りとでは
握りやすさの違いは、簡単に判別できる。

更に下ハンでのレバー操作もしやすい。
師匠が選んでくれたのは、
Dixna J-Fit Moreアルミニウム 380mm


俺の自転車基本フィールドは、ロング走。
そこをある程度の速度で走られるか?
そして疲れを如何に減らすか。
故に上ハンドルを引くことはしない。
これをやると途端に腰に来る。
上半身の疲れプラス腰痛では、ロング走出来ない。

強く押すこともない。

但、ダッシュが必要な場合は別になる

下ハンのエンドを握ってダンシングする。
このとき広背筋が使われることを知った。

右足を踏むとき右手でハンドルを引っ張り上げる。
左足を踏むとき左手がハンドルを引っ張り上げる。
これをしても腰には来ない。

姿勢が違うことで使われる筋肉も異なるということ。

今迄のセッティングでは、出来なかった動き。
ある程度の時間も持続できる。
サドルも超フォワードセットなので腰も下ろしやすい。

故に緩めのさ程長くない登りならスィ~トと登れる。
しかしハムや内転筋、臀部への負担が大きい。
今のところせいぜい50Km~60Kmくらいまでがこれを使える距離。
激坂ありなら30Kmまでだろうか。

下ハンダンシングを頻繁に使った後日は、
筋肉繊維切断による痺れや炎症を養生する必要がある。
無理をすると太い繊維を切る可能性がある。

昨日がそうだった。
先週の日曜日は、地獄の267Kmから生還した。
その後脚に無理を掛けずにいた。
金曜日に駒岡~真駒内滝野霊園の登りを攻める。

距離にして25km。
時間で1時間程。

目一杯のつもりではなかった。
がまだ日曜のダメージが残っていたようだ。
その次の朝の昨日は、脚の筋肉が傷んでいた。

自転車が俺仕様で一段と速くなっている。
やっとロードバイク乗りのスタートラインに立てた。
が、俺の身体が付いていけない。
徐々に仕上げる他なし。

ハンドルひとつでもこれほど多くの利点が得られるとは。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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