元旦と元日の違いを学習しているはずなのに記憶が定かでない。
まず元日。
元はじまりの日なので1月1日の事。
年の始まりの日。
元旦
旦は、一日の始まり日の出の事。
それの元なので1月1日の朝の事。
年の始まりの朝。
では、正月とは?
旧暦の1月を表す言葉。
つまりは、1月の全体が正月。
太陽暦の現代も1月をそのまま正月と呼んだ。
語源由来辞典によれば
秦の始皇帝誕生の月を政月:セイグヮツ。
政が正に変化したとある。
真偽はともかく紀元前259年2月18日だそうな。
そう、旧暦で正月と月。
日本では、神:祖霊神:先祖が家に帰る月。
祖霊を迎い入れ幸せ:家内安全・五穀豊穣の
授かりを受けようと様々な行事、風習が行われてきた。
小雪降る
元旦の札幌。
さて一日という。
ついたちと読む。
二日は、ふつか。
三日は、みっかと十日までは、かがつく。
なぜ一日にかが付かないのか?
これも語源由来辞典より
その昔の日本では、ひとひ と読んでいたそうな。
一日:ひとひは、ある日とか24時間にも使われる。
で紛らわしいのでついたちとした。
ではなぜついたち?
昨日の晦みそかが、月籠りの日であれば今日は、月の始まり日。
月が立つ日でついたち。
陰暦のその日が月と太陽が同じ角度の黄経でもある。
さかさまの人に月と書いて朔の字を使い朔日:さくじつとも称した。
朔日は、ついたちとも読む。
かけた月が満ち始めてくる日、つまりは、一日のこと。
朔は、はじまりの意味も持つ。
つきたちがついたちに変化したのは、単純に言いやすさ。
埼玉は、本来さきたまと読む。
衝立ついたては、本来つきたてと読む。
同様に変化したのではと解釈されている。
ところで俺にとって初めての言葉で横径とはなに?
天体マニアならお馴染みなのだろう。
天体の座標が横道で、黄緯・横径で示す。
見聞きしたことがあるやもしれん。
が、そこに興味がなければ脳味噌に留まらない。
つまりは、知らない言葉となる。
太陽と月が同横径で重なる新月になる時間が朔。
その日が朔日。
無論今日は、朔日ではない。
太陽暦だもんな。
2018年陰暦元日は、2月17日。
2月16日が、朔日:新月となる。
知らなくても生きてきた。
識ると楽しい。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター