2018年1月3日水曜日

ドクター中松並みの躍動感

昨日は、2018年の走り初め。
と思いきや大粒で重そうな雪が降り落ちて居た。
どうするべかなぁ。

人間と言うやつは、なんとも不思議に出来ている。
元日あれほど暇を持て余していたくせにいざ走ろうとすると面倒に思う。
何くれとなく理由を見つけて楽をしようとする。

やる気の起きない時の解消法は、とにかく始めること。
これに勝る解決策はなし。

ぐだぐだと引きずる面倒心を振り切って身支度を始めた。
外は、小雪になり始める。
俺にいらっしゃいと手招きしている。

スキーを担ぎ歩き始めると、モードはすでに切り替わっている。
走り始めると多量の汗が噴き出る。
これを考慮して半袖Tシャツに長袖ジャージ上に薄手のウィンドブレーカー。
行き着くまでは、寒い。
が、顔がにやけて心が浮き立ってくる。

10分ほどで森林総合研究所北海道支所に到着。
門をくぐりすぐ左に遊歩道がある。
ここからスタートさせる。



今朝の札幌

雪降りこそないものの
東の空に3日続きで
曙色さえない。







俺が最初のようだ。
轍の上に積った雪を踏みしめながら徐々に体を温める。
1kmまであるやなしや。
メタセコイヤを中心としたロータリー辺りで体の準備は完了。
ウィンドブレーカーを脱ぎ腰に巻く。

元日をまるまる休息させたことで体が軽い。
おニューのスキーは、ベントが効いている。
新雪が丁度いい具合のクッションとなる。

ベントと新雪の力を借りて軽快な反発を楽しむ。

アレグレットかアレグロか。
概ねそのくらいのテンポで軽快に蹴り、漕ぐ。
軽快。
ドクター中松の走る道具が思い浮かぶ。
ドクター中松スーパーピョンピョンが正式名称なのだという。
通販で税込み18,300円也、へぇ~。

他のコースから入っていた先客のご夫婦あり。
おはようございま~す、で抜いて先を行く。
俺のショート周回コースに入る手前で小動物の動く気配。
リスが迎えてくれた。
木の根元でじっと俺を見つめる。

此方も止まってお見合いの図。
後ろから先の夫婦が迫る。
ああ、リスだ。

グレーの毛並み。
俺がここいらで冬に見かける連中は、皆黒い。
調べてみると北海道には、蝦夷縞リスも生息するがこ奴らは冬眠するという。
ならば蝦夷リスに違いないのだが黒とグレーと更に帰りの道で茶も見かけた。
この違いは?

雄雌の大きさの違いはない。
長い尾は、樹上を駆けるときの平衡維持機能。
夏毛は、茶色。
冬毛は、灰褐色。
耳に4~5cmの毛が上に伸びている時は冬毛。
ということは、いつもここで見る黒いのが異常?
灰褐色でも個体によって濃い、薄いがあって
濃い奴が俺には、黒く見えているんだべな。

軽く終わらせるはずが帰って時間を見ると
行き帰りの時間を除いて2時間走っていた。

午後の高校サッカー旭川実業の2回戦を観る。
残念ながらチーム力の負け。
平均身長で7cmの違い。
更に体が出来ている。
高校野球同様に食事をたらふく食べて体を大きくしているそうな。
きっと筋トレもたっぷりやらされているんだべな。
局面の圧力負け。

相手エースの亀山は旭川の円道同様、将来Jリーグでそのプレイが見られるだろう。
超高校級の力が見えた。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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