ラジオで札幌雪まつりの準備が始まったと流れていた。
今季の雪は、11月から結構な寒さと共に降ってはいた。
が、雨で消えては降るを数度繰り返して正月が明けた時には積雪量が少ない。
5日時点で積雪32cm。
などと土曜日6日に新聞販売所で無駄話をした。
夕刊の配達に出かけたとたんの話。
それまでの良い天気がひっくり返りワッサ、ワサと降り始めた。
こういう場合俺は、カブを駐車するときにのサドルを立てる。
雪が付かない工夫。
サドル下の燃料タンク表面を濡らさぬようにビニール袋を被せ準備しておく。
降る素振りなど微塵もしていない。
で、これをしていない。
通常タンクは、サドルが上に被さっている。
ゆえに雨や雪は入り込まない。
塗装はされているが雨に弱い気がしている。
当然サドルを立てると水が、入る。
タンク錆びの原因になってはいけないと思いサドルは、そのままで駐車。
短い時間でも少しの雪が付く。
尻を乗せると溶ける。
溶けると尚雪が付きやすい。
シャカシャカの生地のトレーニングパンツに染み込んで来る。
昨日の
羊ヶ丘展望台裏
中央向こうに
JRタワーが写る。
その水の浸食が生地の限界値を超えると一気にアンダーウエアまで侵入してくる。
あっという間にパンツの後ろが濡れまみれてしまう。
サドルに腰を下ろさない訳に行かない。
なんとも嫌~な感触。
腰を下ろすとさらに水分が拡散する。
同時にもっと吸い込む。
降りた時開いていた尻の割れ目が狭まる。
そこの水分が行き場を探し急激に動く。
小学校に入りたての頃、授業中にトイレを告げられずに
我慢という地獄の仕置きを受けた。
いたいけな少年は、必死に鬼と仕合った。
何度となく大きな波となり襲う鬼。
あらがう力を根こそぎ奪われる少年。
戦いは、虚しい結幕を迎えるのが自然だったのだろう。
あっけなく少年のダムは、決壊してしまう。
自転車でも雨に濡れることはある。
が、全身が濡れている。
そうなれば、まっ、いいかと軽く開き直ることが出来る
座ったときのそこだけが水のうごめくいやな感触は、耐えがたい。
その日は、女房が休みの日。
風呂をたてて待っていた。
ケツの気持ち悪さは、バスタブの中で氷解をし始めた。
気持ち悪さは、体の汚れと一緒に排水口へ流し落とす。
その後、エビスが俺の食道を心地よく通り過ぎて行った。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター