2018年1月13日土曜日

ボーボリグマス なんでも喰らう

三日目の晴れの朝。
放射冷却作用で北海道各地が冷凍庫以下の気温になった。
それでも札幌は早朝5時でマイナス6.5度C。
旭川での同時刻では、マイナス16.7度C。
この冬一番の強い寒気と言う割には軟な冬将軍ではある。

昨日、一昨日と二日続けて夕方も晴れ。
夕焼けを仰ぎ見ながら夕刊の配達。
まだ日の落ち切らないう内に配達を終える。
季節は確実に春への準備を整えてきている。

札幌の日の出時間は、1年で一番遅い7時6分から脱出。
9日は、1分早くなる。
今朝だと7時4分が日の出時間。

日の入りの最早時間は。12月3日~12月15日までの16時。
そこから徐々に遅くなって昨日は、16時21分。
20分以上の違いは、確実に自覚できる範囲。
約2週間後の1月31日になると日の出時間が6時51分。
日の入り16時45分。
陽が長くなってきたねぇ、と挨拶が交わされる。





日の出前の

今朝の札幌
少し太ってきた
三日月が見て取れる。




昨日は、なんでも飲み込むブラックホールの話。

なんでも飲み込むと言えば肥満。
食事の早い人は、たいていが肥満している。
なんであんなに急ぐ必要があるのだろうと
不思議に思うくらい慌てて食べている。
よく噛まずに入れるが先に飲み込んでいる。
だが日本人の肥満はアメリカ人に比べるとまだかわいいもの。


アメリカ人はなんであんなに肥満なの?

アメリカは、食事量がとにかく多い。
日本人から見る一つ一つの料理がとにかく巨大。

だから太る?
甘いものも好き。
だから太る?

それだけではないのでは。

太る原因の一つに我慢がある。
我慢が足りているか、いないか。
空腹になると体は、細胞の一つ一つが危険を感じて活性化する。
サーチェイン遺伝子の話。
若返り遺伝子とも呼ばれている。

胃の中に常に食物が入っていたらこの遺伝子の働きは鈍くなる。

我慢のあるなしは置くとして人類学的要因からきた結果ではなかろうか?
という見方があるという。
狩猟民族と農耕民族の違い。
多い少ないは別にして食べることに事欠かない農耕民族。
片や獲物にありつけなければ食事など出来ようはずのない狩猟民族。

そうすると体内に脂肪を蓄える能力に違いが出てくる。
いまやいつでも食べられる環境が整った時代。
その脂肪を蓄える能力が高い狩猟民族に肥満が多い。

そして肥満が好き。
俺が嫌いな肥満体。
少なくてもアメリカ人は嫌いではないらしい。
ま、それぞれにそれぞれの生き方がある。
好きにすればいい。

がこれだけは言える。
胃は、空っぽにする時間が必要なのだ。
空腹でお腹が鳴る。
あれは失礼でも何でもない健康である証拠。
胃が空になると胃や腸の掃除が始まる。
次の食物を受け入れるための掃除。
胃や腸が収縮して残渣や粘液バクテリアを胃から腸へ腸から体外へと追いやる。
それが為されなければ、腸内環境が劣化するのは当たり前。
アメリカは結腸、直腸ガン患者数が
日本の1.49倍と言うのはそのあたりを示しているのではなかろうか。
2009年日米の死亡数・罹患者数と生存率より


好き嫌いなく何でも食べるは佳。
のべつ幕なし食べるのは、駄。

ボーボリグマス:borborygmusとは、ギリシャ語。
空腹でお腹が鳴ることの意味。

お腹の鳴る俺は健康であると自慢ができる。


このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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