2017年8月27日日曜日

こんな日は、

気象庁は、凄いところまで来ている。
昨日の天気、午後から少雨。
5mm/h以下があると予報していた。

その通りになっていたもんなぁ。
前売り段階で9千人を超していた。
いい席を確保するのが難しいかもしれんと早出をする。
何もすることのないジジィーだからな。
2時キックオフ。
その3時間半前の10時30分前到着。

一般席入場待ちの列に折り畳み椅子を置く。
俺より先着は、10組くらい。

それより早く入ることのできる先行入場と、
更に早く入ることのできる先々行入場の列がある。
先々行組は、熱烈サポーター。
ごくろうさまです。





ヘイズ先制!!
サポーターと
喜びを分かち合う。
掛け付きそびれた福ちゃん
手で顔を覆い泣いている。





列を確保してすぐ後ろに並んだご同輩と軽く会話。
今日は、勝ちたいねぇ。

厚別区民ご優待の日なのだそうな。
応募で赤黒サポーターゾーンバックが当たったと話している。

俺は、当日券売り場へ。
その時点でまだ販売はしていない。
していないどころか、只今売り場のセッティング中。

聞くと11時30分から。

まだ1時間近くある。

お父さん、陽射しが強いからテントの裏で待ったら?
そう促される。
しか~し、せっかく勝ち取った1番席。
手放す訳にはいかん。

次に来たのはやはりご同輩。
緑のカードを首から下げている。

先行入場の列に並んでいるという。
カードはファンクラブの会員カード。
緑と白がある。
1年間1万円と、5千円の違いが色の違い。
どちらも先行入場が出来るそうな。

そうこうするうち、次々と当日券売り場に後続が繋がる。
俺を含めて前6人は年寄。
シニア1000円の当日券の普及率の高さが伺える。

来年は5千円の白にしようと言う。
ご同輩の後ろに白カードの昔女子は、よく先行列で顔を合わせるのだという。
緑と白の違いは、プレミアグッズ。
そこが欲しい人もあるだろうし、いらない人もいる。
他のご同輩も引き込んで、年寄の売り場会議を繰り広げる。

すぐ後ろは室蘭出身で裕樹の先輩。
高校時代はスピードスケートで全道5位になったと自慢する。

今は見る影すらないべさ。
からかうと、
平目に少しだけ残っているだけだね
と返してきた。

勝ちたいねぇ。
今日勝たなかったら俺、このカードを燃やす。
もう来ない。
またJ2戻りだべ。

それは駄目だべさ。
決定しているわけでなし。
まだ試合はあるんだし。

総攻撃を受けている。

顔は本気ではない。
そのくらい勝ってほしいと願っている。

あのTシャツいいよな。
リバーシブルの赤黒シャツ。
着用者が多い。

浦和戦見たんだべさ。
いや、あの日用事で行かなかったのさ。

あっちゃ~、あの試合記憶の中の永久保存版だべさ。
あの試合見ていないようでは、サポーターとしてどうなんだべ。

やっぱり集中攻撃されている。

この時は本当に悔しそうな顔を見せた。

こんな話で1時間はあっという間。

当日券売り場は販売開始してください。
の電話連絡が入らないと始められないのだそう。

各自売り子3人の前に立ち、年寄証明を先に見せ千円を握り待つ。

シニア1枚を購入して入場列に戻る。
二つ前に先ほどまで会議に加わっていたご同輩と昔女史が戻った。

二言三言会話。
そのうちすぐ前が戻る。

此方も同輩と昔女子。
俺等より後ろの方に並んでいたらしい。

去年からのコンサファンで、ハムとの両刀。
ずっとサッカーに興味があったのだが、危険な臭いがあったので
近づかずにいたのだそうな。

去年思い切ってドーム参戦で嵌まったと言っている。
今年は、柏のアウェイに参戦してきた。
黄色の中でおっかなかったわぁ。
来年は他にも行きたいと話している。

座って話をしていると会話が弾む。
待ち時間の3時間半は、あっという間に過ぎた。

入場する。
バックスタンドのコーナーフラッグの延長戦上を確保。
午前中仕事の女房を待つ。

真後ろにスピーカーあり。

女房のケイタイ着信音を聞き逃す。

前の通路を女房が俺を探しながら歩いている。
ケイタイを入れる。

回れ右。
前へ進め。
止まれ。
右向け~右。

で電話を切る。

5段ほど前に俺がいるのに気が付かない。

そう、大当たりの天気予報で普段は着ない白のレインパーカーをすっぽり被っていた。
手を振る。

こんなに試合以外の事ばかり書いている俺。

勝ったから、楽しくて。

前半0-0。
後半勝負とみて俺たちは、ゴール裏へ移動。
真裏のTVカメラ横に座る。
本来は、アウェイ側。

ここでも予報の正確さが証明された。

風。
厚別の風。
前半は、アウェイから吹いていた。

札幌はコイントス勝ちでアウェイに陣を移す。

予報では、風が変わるとなっていたそうな。
四方監督は、それを信じてエリアの交代をしたという。

大正解。
後半は、風が弱まった。

そしてヘイズのヘディングがドカ~ンと目の前に。
53分ヘイズ得点シーン

兵藤のクロスとそれを受けるために
ちょっと消える動きでポイントに入ったヘイズの動きは、見事。
一旦GKの手に触ってポールに当たった。
そこからネットの中に角度を変えて吸い込まれる。


75分、仙台がジョーカーを出す。
39歳竜二が奮闘。
ジョーカーに蓋をし続けた。
目を剥き肩で大きく息をしている。

あの姿だけでイレブンは鼓舞されるべな。

試合開始からずっと札幌のペースで試合は進んだ。
四方の作戦勝ち。
そしてそれを具現した選手の奮闘勝ち。

何よりいっぱいになった厚別のファンの後押し勝ち。

ヒーローインタビューのヘイズは、目を潤ませていた。
チーム一体で勝ち取った勝ち点3の重みが現れていた。

今朝は6時起き。
寝起きは快適。
気持ち吉野の山桜。

今日は、気持ちよ~くどこ走るべか。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告