昨日の天気、午後から少雨。
5mm/h以下があると予報していた。
その通りになっていたもんなぁ。
前売り段階で9千人を超していた。
いい席を確保するのが難しいかもしれんと早出をする。
何もすることのないジジィーだからな。
2時キックオフ。
その3時間半前の10時30分前到着。
一般席入場待ちの列に折り畳み椅子を置く。
俺より先着は、10組くらい。
それより早く入ることのできる先行入場と、
更に早く入ることのできる先々行入場の列がある。
先々行組は、熱烈サポーター。
ごくろうさまです。
ヘイズ先制!!
サポーターと
喜びを分かち合う。
掛け付きそびれた福ちゃん
手で顔を覆い泣いている。
列を確保してすぐ後ろに並んだご同輩と軽く会話。
今日は、勝ちたいねぇ。
厚別区民ご優待の日なのだそうな。
応募で赤黒サポーターゾーンバックが当たったと話している。
俺は、当日券売り場へ。
その時点でまだ販売はしていない。
していないどころか、只今売り場のセッティング中。
聞くと11時30分から。
まだ1時間近くある。
お父さん、陽射しが強いからテントの裏で待ったら?
そう促される。
しか~し、せっかく勝ち取った1番席。
手放す訳にはいかん。
次に来たのはやはりご同輩。
緑のカードを首から下げている。
先行入場の列に並んでいるという。
カードはファンクラブの会員カード。
緑と白がある。
1年間1万円と、5千円の違いが色の違い。
どちらも先行入場が出来るそうな。
そうこうするうち、次々と当日券売り場に後続が繋がる。
俺を含めて前6人は年寄。
シニア1000円の当日券の普及率の高さが伺える。
来年は5千円の白にしようと言う。
ご同輩の後ろに白カードの昔女子は、よく先行列で顔を合わせるのだという。
緑と白の違いは、プレミアグッズ。
そこが欲しい人もあるだろうし、いらない人もいる。
他のご同輩も引き込んで、年寄の売り場会議を繰り広げる。
すぐ後ろは室蘭出身で裕樹の先輩。
高校時代はスピードスケートで全道5位になったと自慢する。
今は見る影すらないべさ。
からかうと、
平目に少しだけ残っているだけだね
と返してきた。
勝ちたいねぇ。
今日勝たなかったら俺、このカードを燃やす。
もう来ない。
またJ2戻りだべ。
それは駄目だべさ。
決定しているわけでなし。
まだ試合はあるんだし。
総攻撃を受けている。
顔は本気ではない。
そのくらい勝ってほしいと願っている。
あのTシャツいいよな。
リバーシブルの赤黒シャツ。
着用者が多い。
浦和戦見たんだべさ。
いや、あの日用事で行かなかったのさ。
あっちゃ~、あの試合記憶の中の永久保存版だべさ。
あの試合見ていないようでは、サポーターとしてどうなんだべ。
やっぱり集中攻撃されている。
この時は本当に悔しそうな顔を見せた。
こんな話で1時間はあっという間。
当日券売り場は販売開始してください。
の電話連絡が入らないと始められないのだそう。
各自売り子3人の前に立ち、年寄証明を先に見せ千円を握り待つ。
シニア1枚を購入して入場列に戻る。
二つ前に先ほどまで会議に加わっていたご同輩と昔女史が戻った。
二言三言会話。
そのうちすぐ前が戻る。
此方も同輩と昔女子。
俺等より後ろの方に並んでいたらしい。
去年からのコンサファンで、ハムとの両刀。
ずっとサッカーに興味があったのだが、危険な臭いがあったので
近づかずにいたのだそうな。
去年思い切ってドーム参戦で嵌まったと言っている。
今年は、柏のアウェイに参戦してきた。
黄色の中でおっかなかったわぁ。
来年は他にも行きたいと話している。
座って話をしていると会話が弾む。
待ち時間の3時間半は、あっという間に過ぎた。
入場する。
バックスタンドのコーナーフラッグの延長戦上を確保。
午前中仕事の女房を待つ。
真後ろにスピーカーあり。
女房のケイタイ着信音を聞き逃す。
前の通路を女房が俺を探しながら歩いている。
ケイタイを入れる。
回れ右。
前へ進め。
止まれ。
右向け~右。
で電話を切る。
5段ほど前に俺がいるのに気が付かない。
そう、大当たりの天気予報で普段は着ない白のレインパーカーをすっぽり被っていた。
手を振る。
こんなに試合以外の事ばかり書いている俺。
勝ったから、楽しくて。
前半0-0。
後半勝負とみて俺たちは、ゴール裏へ移動。
真裏のTVカメラ横に座る。
本来は、アウェイ側。
ここでも予報の正確さが証明された。
風。
厚別の風。
前半は、アウェイから吹いていた。
札幌はコイントス勝ちでアウェイに陣を移す。
予報では、風が変わるとなっていたそうな。
四方監督は、それを信じてエリアの交代をしたという。
大正解。
後半は、風が弱まった。
そしてヘイズのヘディングがドカ~ンと目の前に。
53分ヘイズ得点シーン
兵藤のクロスとそれを受けるために
ちょっと消える動きでポイントに入ったヘイズの動きは、見事。
一旦GKの手に触ってポールに当たった。
そこからネットの中に角度を変えて吸い込まれる。
75分、仙台がジョーカーを出す。
39歳竜二が奮闘。
ジョーカーに蓋をし続けた。
目を剥き肩で大きく息をしている。
あの姿だけでイレブンは鼓舞されるべな。
試合開始からずっと札幌のペースで試合は進んだ。
四方の作戦勝ち。
そしてそれを具現した選手の奮闘勝ち。
何よりいっぱいになった厚別のファンの後押し勝ち。
ヒーローインタビューのヘイズは、目を潤ませていた。
チーム一体で勝ち取った勝ち点3の重みが現れていた。
今朝は6時起き。
寝起きは快適。
気持ち吉野の山桜。
今日は、気持ちよ~くどこ走るべか。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター