狙いは、腕の負担。
長距離で外前腕の中間辺りが疲労する。
俺の肩幅:腕の付け根右~腕の付け根左までの直線で、約40cm。
洋服を選ぶ場合の採寸方法ではない。
腕は、内へ湾曲している。
自然に湾曲した手の端から端までを測ると35cmまで縮む。
肩幅よりずっと狭い間隔のほうが筋肉への負担が少ない。
この狙いは、正解。
が、必ず副作用が生まれる。
元の幅広に
戻した後。
最近ダンシングが面白くなっている。
脚は無論、上体も含めて満身でグワングワンと回すダンシング。
ホィールがブォワン、ブォワンと震え吠える。
チョイとした上りならそれで一気に駆け上がってしまう。
このときは、下ハンを握る。
両の腕でハンドルを強力に引っ張り、押し下げるを繰り返す。
脚は踏むだけでなく、引くも最大値を出す。
気持ちがいい。
全身が力を漲みなぎ らせ、筋肉は溌する。
ダンシングのための筋肉が付いてきたせいか俺のTTコースで
自己最高のAVE28Km/hを記録できた。
しかして、なのだ。
ハンドルが躍らない。
当たり前の話である。
42Cmのハンドルと38cmのハンドル長さの差は、
振り幅に大きな違いが生まれる。
まだまだ脚の力が無い以上、身体全体の力をかりる必要が起きる。
そこで元の42cmに戻してみた。
心細さが生まれる。
自分の安定した握り幅より広いハンドルなのだから当たり前。
依る術は、ここよりありません。
どうぞ手をここに置かせてくださいませ。
のような他人の腕に縋っているような、自分の身の内感がなし。
但しこれもあたり前と言おうかハンドルの安定がまるで違う。
38cmだと前輪の振れに気を付けなければならない。
そこがまるでなくなる。
何かを可能にするために何かを犠牲にしなければいけない。
致し方のないところ。
どこを何を欲すのか?
が問題。
得られるものは、優雅で大きなダンシング。
強力な全身の躍動。
ハンドル幅が広い分だけ遠くなった気がする。
ブラケットは、今回も斜め付けにしたのだが。
それでも遠く感じる。
テープを巻きなおしたハンドルの外~外は、44cm。
腕を広げて握る格好になる。
遠く感じる訳だ。
それでは、と110mmステムも短い元のサイズ90mmに付け直してみる。
ブラケットを握ったときの上体の納まりが俄然良い。
ブラケットの外~外で40cm。
俺の肩幅とジャストサイズ。
肘も少し角度が付く。
腕が突っ張らない。
長距離をこなしてからブラケットの上下、角度を決めようと思ったがこれで佳。
テープを購入して巻き直し。
今迄厚手のテープを使用していたが今回は薄地にしてみた。
どんな違いが出るのだろう。
さて、今日は夕刊の休みの日。
どこを走ってこようかな。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター