2017年8月17日木曜日

膝の負担

北海道一周をし終えた2015年8月。
勝手に師匠と呼ばせてもらう北野さんに平目で漕ぐな、と言われた。
ハムストリングで漕げ。

その当時、平目筋が常時傷んでいた。
同時に膝にも少々の負担が。

ロードバイクとは、なんぞいや?
バイクと人との関係:構造を自分なりに学習しだす。

どうも前乗りができていないようだ。
俺の言う前乗りは、クランク中心に対しての話。
階段を上る時、上体を前に傾ける。
上の階段に足を掛けて膝に角度を出す。
90度以上に膝を開いて登ることは出来ない。
そんな体勢にしたい。



今回初めて
自身の足の
大きさに
違いが
あつた事を
発見。
種子骨と
言うのだそうだが
親指の付け根位置が違う。



サドルの位置を前に出したい。

オフセットシートポストに変える。
ゼロセットとも呼ばれる。
以前よりずっといい。
が、まだ平目が痛む。

推進力は力、パワーで出すものと理解していた。

師匠は、ケイデンスだという。

考えてみればどうあがいても俺のパワーが師匠より上になるわけがない。
否、為るかもしれないがそんなトレーニングをしたくない。
またしようとも思わない。
俺は競輪選手になるつもりなど無い。

長距離で師匠達についてゆきたいが目標。
近づければ幸い位の目標。

日々の走りの中で徐々に上げて、その結果ついていけたらいいなぁ。
という程度。

ケイデンスと言われて自分がどの位で回しているのかを知りたくなる。
で、サイクルコンピューターを装備した。

60台までしか回していない。
70を回してみると凄く早い感覚。

速く回せば回すほど息が上がる。
特に登りではケイデンスを維持できない。
サイクルコンピュターで自身の心拍数を知った。
MAX170brm
そしてそれは、けっして超えることのできない壁であることも知った。
そうなればケイデンスを上げるために、バイクを俺仕様にしてゆくしかない。

でマシンを顧みる。
速く回すための俺仕様。

クランクが長い。
172mmは、長すぎ。
170cmにほんの少し足りない俺の身長。
そして短足。
長いクランクでは、どうしてもパワーに頼るしかない。
あるパワーならそれでもいいのだがない。

165mmに変える。
フロントアウト歯数を削る。
50から48へ。

これでハム力を付けていけば、と思いきや。
今度は短い分、ギアが小さい分パワーが出ない。

元々ないパワーは、さらに推進力に繋がらない。

サドルの先端に尻を乗せて初めて力が使える。
ペダルに体重が乗っていないことに気付く 、もっと前に座りたい。

かくしてジジィーは、最後の手段を講じた。
フォワードセットシートポスト。

オフセットシートポストで2cm前に出た。
フォワードセットでさらに5cm前に出た。

すると膝が常に90度より内に入るようになる。
登りの走りに変化あり。

そして確実に変化を実感できてきたのが筋肉への負荷。
ハムストリングに来る。
慢性の平目筋疲労が解消した。
膝の痛みもそう。

それでも登りでは、更にサドルの前へ尻を移動させている。
これ以上は無いものねだりになるのだろうな。



去年足の長さに見合わないサドル高さで膝を傷めた。
身をもって知ってからサドルは低くしている。

膝の負担は随分軽減された。

まだ完全ではない。
特に左の膝上外側。

クリッカーにしてからずっと持っている違和感。
右と左のクリート位置が違う。

比べてみると左の足が数mm違う。
ほんの僅かではあるけれど短足ジジィーには、大きな違い。

左足にサドルを合わせるには、後5mm程サドルを下げればいい。
だが今でさえギリギリの高さ。
若しくは、シューズを買い替えるときに一回り大きなものにすること。
こちらの方が現実的か。

ピンディングを調べてみると膝に負担が少ないものがあることが判る。

Speed Play シリーズ

今無性にこれが欲しいジジィーなのだ。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告