朝が来る。
雨がそぼ降る朝。
篠突く日もある。
深々と雪の降り続く季節が来た。
年に数度そんな日がある。
そんな日の朝は、静か。
雪が全ての音を吸い込む。
周りに音がない。
自分の足音が足裏から聞こえてくる。
泣き砂と同じ音。
先週積もった雪が一度消えた。
雨と晴れで消えた。
寒さを運ぶのが冬将軍。
運ばれた寒さは、雪女。
雪女は、今朝薄化粧をしなおす。
ここに陽が注すと
世界が煌めく
そぼ降るのそぼは、しょぼしょぼの擬音が由来なのだという。
そこからしょんぼりが生まれる。
字面、音の感だけでも寂しさが伝わる。
俺の持つ国語辞典では、
擬音は、映画や演劇などで本物に似せた音となっている。
擬声語は、音や声をまねて表した言葉。
となればしょぼしょぼは、擬声語が正解なのだろう。
これがカタカナになるとオノマトペ。
wWikipediaに日本語の例が出ていた。
その20数例の中に意味の理解できない言葉がないだろうかと読んでみる。
全部が理解できる。
擬声語は、生活に深く根差した言葉とも言える。
パソコンで頻繁にClickする。
クリック、これもオノマトペなのだそうな。
音がしていなくても状態や感情を音に著わしている。
めろめろや、ぐずぐずがそれでこの場合は擬態語となるのだそうな。
ゴリゴリという言葉がある。
力に任せて物事を意のままに推し進める状態を著わす擬態語。
政府は、入管難民法改正案を27日夜に衆議院通過させた。
ごりごりとさせた。
審議が尽くされたとも言っている。
審議時間は10時間だけ。
看板だけの中身すかすかで問題点たっぷり満載の法案。
法案の支えとなるデータや経緯も操作されている。
そこをミスリードした役所の責任は、お咎めなし。
むしろ良くやったと後に功労人事が行われるくらい。
何度繰り返されるのだろう?
数に足りない野党が反対を声高に叫んでもその声すら霞に隠れてしまう。
議会制民主主義:間接民主主義の限界?
そうではない。
目くらましを加えられて見えなくされている。
マスコミは、与党批判の網をかけられている。
強力野党や政権に邪魔な勢力は、
最終的にネガティブキャンペーンで芽を摘まれてしまう。
ひな壇の中央に君臨するあの御仁と
あの手法をそろそろ打ち破らなければいけない時期。
とはいえなかなかに支持率が下らない。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター