2018年11月8日木曜日

GGは憂う

アメリカの中間選挙が終了した。
下院435議席で民主党が222議席の過半数を占めた。

アメリカには、大統領の弾劾裁判制度がある。
どんなものなのか?

イギリスの議会制度を継承している。
弾劾の対象は、大統領だけではない。
副大統領、および全ての文官となっている。

反逆罪、収賄罪又はその他の重罪及び軽罪につき弾劾され、
かつ有罪の判決を受けた場合は、その職を免ぜられる。
wikipediaより

最初に下院の過半数の賛成をもって訴追。
上院で裁判が行われる。
裁判長は、連邦最高裁判官。
検事役は、下院議員の代表委員。
上院のすべての議員は、陪審員となる。
3分の2以上の弾劾賛成を得て再度採決が行われる。
可決されて被告は、罷免される。
刑罰は、なし。
ロシア疑惑に対する大統領への弾劾裁判が実行されるのか?









画像:amazon






日本には、国会議員に対する弾劾裁判は、ない。
あったとしても衆議院、参議院共に与党が大きく議席を占めている。
これでは、弾劾制度以前の話。
まずは、拮抗した議席を得ることが先のようだ。

トヨタ自動車は、2019年3月の連結決算に向けてその見通しを修正発表した。
修正後の売上高29兆5000億円。

法人税もたっぷり納めているのだろうと調べてみる。












画像:
共産党サイトより



5年前までの決算から共産党がまとめた数値。
これだと2013年度で26.76%が納税されていることになる。

では、対個人への税:所得税は?
国税庁発表H27年以降
190万円以下:5%
~330万円以下:10%
~695万円以下:20%
~900万円以下:23%
~1800万円以下:33%
~4000万円以下:40%
4000万円以上:45%

更に地方税がプラスされる。
市民にかかる税金は、租税処置もあるが基本的に総収入から算出される。

かりに来年のトヨタ自動車に所得税の最低税率を当てはめると。
1兆4750億円=29兆5000億円×5%
かなり乱暴な試算かもしれない。
が、一般市民が広く浅くかけられているかのように見える税金は、
実は、高い率で科せられていることになる。

国際競争を勝ち抜くためと称して税制の優遇がされる大企業。
末端の労働は、契約社員の低賃金。

国際競争力の後押し政策として税制が計られている。
末端の単純労働も企業力の一つ。
そこを手厚くしなくてどうする。
さらに足りないとしてにアジア諸国から労働者を募る。

市民が疲弊してしまう、魅力のない国。
大尊小卑では、未来は暗い。



世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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