2018年9月30日日曜日

管野の釈明

日常に戻る。
自転車旅という非日常からの開放。

あえて開放と言う。
帰らなければいけない。
帰るためにペダルを回す。

そこから開放された。
辛く苦しいばかり。
難行苦行のその行為。
楽しいは、ほんの僅か。

人間は、いや生きるもの全てが何かを求めて未知の世界へと移動を試みる。
何かは、安定。
種の存続。
安定した環境を求めて旅をする。
そのDNAが見知らぬ土地への憧れを生む。




逆説的な見方をすると苦しいから楽しい。
辛いから気持ちがいい。

DNAには、我慢を支える機能が備わった。
だから自転車旅ができる。
歩きの旅ができる。

帰宅した途端に難行苦行が輝やいた過去に刷り変わってしまう。



俺の日常の中の一コマに北海道コンサドーレ札幌観戦がある。
昨日は、サガン鳥栖とのホーム戦。

Jayが大団円を演出した。



アディッショナルタイム
終了間際の都倉PK.。




これが決勝弾。

先制点は、三好の今季初ゴール。



ゴール中央へ侵入した三好
にJayから短い縦のパス。




DF2人に挟まれながら反転してフリー。
左隅に流しいれた。

試合前の練習でも見せていた反転。
イメージ通りと応えている。
イメージに元ずく反復練習の結果。

その後同点にされるも都倉が身体の強さと心の強さで勝ち取ったPKを決める。
彼のご強引さが生きた。

都倉は、右コーナーに膝スライディングで喜びを表す。
次々に選手たちが祝福の抱擁に駆け寄る。


GK管野もベンチから猛ダッシュ。
あと2m地点で芝に足を取られて大でんぐり返り。




試合後のピッチ外周ウォークで都倉に件の芝を指差し俺の足腰の衰えではない。
と釈明しきり。
TVには写っていない現場ならではのハプニングは、劇的な勝利に一層の喜びを加えてくれた。

それもこれも、先制点か。
と思われた前半のJayのPk失敗が効果的な演出になっている。









世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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