別に落ち込んでしまう大きな原因があるわけでは、ない。
なのに塞ぎっぱなしの一日だった。
一昨日に本州にっ再上陸。
７時にスタートさせた。
走り始めて自分に起きるべく何かが起きてこないことに気がつく。
にまっ、が起きない。
いや起きないときは、起こせばいい。
起こせば内面からにまっ、が湧いてくる。
起こす気にならない。
塞いでいる。
なんでだべ？
踊る心がペダルに伝搬する。
６８歳がしまなみ海道を快調に疾走した。
そして尾道市入りをした。
尾道の街は、華やかだった。
街の規模が大きいわけではない。
国際色が色濃い。
人を引きつける何かがある。
海に面した公園にさまざまな国の人が憩う。
時間がないので調べては、いない。
推測するに自然だけでなく
世界から注目をうけるべくなにか、を仕掛けているはず。
前日とのギャップからか？
２号線を走り始めている。
四国入り以来迷い路がない。
迷いようがない。
幹線道路さえ走っていれば間違いようがない。
昨日選んだ国道２号は、北九州から大阪までの幹線道路。
ここをキープしていればいい。
だが、通行量が多い。
大型車両も引っ切り無し。
例により自転車に優しくない道。
走りづらい。
その上、街が連続していて信号待ちばかり。
さらにいまいましい自動車優先道路。
陸橋や橋、トンネルも渡れない。
正確には、自転車や、人は通行禁止となる。
どこを走ればいいのか案内がない。
手探りで通路を探す。
それが何度も、何度も繰り返される。
うんざり。
前日とのギャップに気落ちしている自分。
高い降雨確率だった。
ときおりポツリと泣き出しそうにもなる。
楽しめる芽を探そうとするが次から次にその芽が摘まれてゆく。
さすがのGGも参りました。
と平伏した。
やっとのことで走り通した１３４ｋｍ。
ここは、相生市。
どう見ても小都市。
新幹線の駅があり駅前にそこそこのホテルが３つ、いや４つかある。
駅すぐの有名ホテルは、満室で２軒めで投宿。
際立った観光地でもない。
ホテルの客は、ビジネスマンばかり。
この地にどんなビジネスが展開されているのだろう？
たまたまのことなのだろうか？
それを探すには、居酒屋だろうか。
ところがそれをしようとする気力が起きない。
疲れが溜まっている。
さて寝よう。
昨日のうちにここまでを下書きした。
もしかして夏バテってやつ？
暑さが一段落すると襲ってくるあれ？
よく寝た。
気力のタンクが満ちている気がする。
このおやじ、アゴハリ一族。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター