2018年9月24日月曜日

自転車日本一周56日目 潜入ルポライター

なぜか気が晴れない。
一昨日は、軽快な走りが出来たのに。
昨日も前半は、走りいい道路がそのまま。
引き続き順風。
それもさらに一昨日より1〜2m強い。
後半は、短めから中くらいまでのアップダウンの連続もあり。
車の通りは、極端に少ない道より。
それは、楽しいはずなのに。

その原因が、突然現れることになる。















話は、変わる。
走っていて常陸太田だとか常陸多賀と出てくる。
なんと読むのだろう?

振り仮名を読む。
ひたち。
ということは日立は、常陸?


と思うのは、自然な流れ。
ぶ〜〜〜〜、でした。

もともと日立村なる地名あり。
銅と硫化鉄の採掘地域だったそうな。
それが巨大産業日立の礎でもあった。
了解。

茨城県の海岸沿いは、日立の城下町であることが理解できた。
関連の企業が軒を連ねていた。



浪江町へ向おうと決めていた。
前日のひたちなか市から130kmほどの土地を探るとそのへんになった。
それ以上北は、さらに40km離れる。
ちょうどいい距離がそこ。

な〜〜〜んも考えていない

茨城県のいわき市を過ぎた。
福島県という案内が大きく見えた。

途端に......

これ以上をここで述べるは、止めにする。

深層的な傷とだけ。

なぜか浪江町が引っかかってもいた。
なぁんも考えずにただなんとなく気持ちに引っかかる町名。


その土地、福島県を通ることに怯えがあった。
それが原因で気持ちが塞いでいたことが理解できた。


本線の6号線から浪江町の枝線を走り目指すもその道は途中で工事中通行止め。
富岡町という場所。

小さな町。
4階建てのホテルに飛び込む。
ちょいと様子が違う。
フロントの男性は、工事関係者のなり。

トイレならそこです。
いや、今日の宿泊ができないかどうか?

ここは、〇〇〇の借り上げなんです。
日本を代表する建設会社の名前をあげる。

そこでやっと気がついた。
福島原発の只中に位置する土地。
で未だに工事関係者が多く、この地域に赴任している。
ホテルに限らずアパートを借り上げたりもしていた。
空いていれば一般の客も宿泊可能で止めてもらう。














比較的に新しい内装。
コインランドリーは、12台も揃い無料。
部屋も通常のビジネスホテルとなんら変わらない。

ただ、廊下で出会う人は、お疲れ様ですと挨拶されるだけ。
潜入ルポライターにでもなった気分のGGなのでありました。


世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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