2018年4月7日土曜日

泣くか笑うか五分五分ながらコンサちょい優位

今日は、北海道コンサドーレ札幌のホーム対名古屋グランパスJ1第6節。


VS


現在札幌は、1勝2分け2敗 15位。
名古屋は、2勝1分け2敗 8位。

札幌 6得点・8失点
名古屋 6得点・6失点

札幌の勝ちは、長崎。
引き分けは、C大阪・鹿島。
負けは、広島・清水。

名古屋の勝は、G大阪・磐田。
引き分けは、湘南。
負けは、川崎・鳥栖。

コンサドーレ札幌VS名古屋グランパス
過去の対決 J1リーグ戦全8戦
札幌3勝1引き分け4敗
札幌11得点/15失点

札幌ホーム勝敗 2勝1引き分け1敗
札幌アウェイ/ 名古屋ホーム 1勝3敗 

過去の対戦を見ると札幌は、ホームで勝ち越しアウェイで負け越している。

が、過去の対戦は両チームに共に参考にならない。
両チームの監督は、共にボール保持率の高いボールを持つサッカー。
パスで繋いで崩すサゥカーに変身しようとしている。

名古屋は、去年1年間J2の舞台で予行練習をしている分
熟成度が高いというアドバンテージがあるのか?



まず両チームの今年のボール保持率を拾ってみよう。

コンサドーレ札幌ボール支配率
平均57.52% 横浜に次いでリーグ2位

名古屋グランパス
平均51.1% リーグ9位

おや?名古屋はボール保持率が高くない。

風間が監督をしていた川崎を覗いてみる。
平均ボール保持率55.48% リーグ4位
2017年:56.2% リーグ2位
2016年:56.8% リーグ2位

昨年のJ2名古屋は?
60.85%
この高さは、引いて守るJ2チームとの対戦からの結果?

ペドロが前に指揮した現在17位浦和は?
56.9%リーグ3位 2分け3敗と勝ちのない浦和が高ボール保持率。
札幌と同じような記録になっている。
2017年 59.6%リーグ1位のボール保持率
しかしリーグの成績は、7位。

浦和は、ボールは持ててもゴールにつなげるエネルギー不足。
どこかでちぐはぐ?
俺は、選手の疲労と見ている。

では広島は?
46.99%
4勝1分けで現在首位の広島だが完全にペドロのサッカーではなくなっている。

ペドロと同じく攻撃サッカーと呼ぶ風間サッカーの特徴は?
攻撃の構築率を見較べる。

チャンス構築率
1位 札幌 11.9% リーグ順位15位
2位 神戸 11.4% リーグ順位13位 
3位 川崎 11.2% リーグ順位3位
3位 C大阪 11.2% リーグ順位12位
5位 鹿島 10.9% リーグ順位7位

13位 名古屋 8.9% リーグ順位9位

シュート回数
札幌 14.6本/1試合 4位
名古屋11.4本/1試合 13位

シュート成功率
札幌 8.2%13位
名古屋 10.5% 4位

ここいらに違いがある。
札幌は、攻撃の体勢を作るところまでは、出来つつある。
が、ゴール成功率が低い。
これは、崩し切れていないということになる。

これは悲観することではない。
出し手と受け手の精度とタイミングそしてポジショニングが決め手。
札幌は、まだペドロで2ケ月。
風間は、すでに1シーズンを指揮している。

こうして見ると
ペドロサッカーが順調に構築されていることが理解できる。
反対に風間サッカーも1年の経験を持つにしては完成度が低い。

では、ペドロVS風間の成績を見る。
合性の良し悪しはあるのか?

風間が川崎の監督だったのは2012年~2016年
その間ペドロは、浦和の監督で5年間リーグ戦を10回戦っている。

ミハイル・ペドロビッチ2勝3分け5敗
10得点/14失点
ペドロが負け越していた。

さてここまで見ての今日の予想
チームの完成度から五分五分とみた。
名古屋は、まだJ1仕様が出来ていない。

特にFWのジョー31歳。
ブラジル名門コリンチャンの去年のエースでリーグ得点王。
更にブラジル元代表のセレソン。

192cmの長身でありながら足元がうまい。
ゴール前での冷静さが際立つ。
一瞬の抜け出しの速さを併せ持つ。

まだJリーグの緩さのない急なサッカーに戸惑いを持っている。
今の名古屋では完全にくさび役。
彼から落とされたボールから決定的なチャンスが生まれる。

要は、ジョーを誰が抑えるか?
ジョーへの配給は、シャビエル。
そしてジョーからの受け手もシャビエル。
要は、ジョーとシャビエルのホットラインを切断できるか否か。
もう一人前線での長谷川の動きにも注意。


札幌ボランチとCBの出来次第で大きく違いが出来る。

札幌は、両サイドからのクロス特に三好からの
クロスが上がるだろうけれど成功するかどうかは疑問。
ここは、相手を疲弊させるを目的とするならストレスがない。

がっぷりで組み合うと両チームともに相手ガードを砕くまでの爆発力は出来ていない。
試合を分けるのは長短のカウンター攻撃になる。
ここの出来が勝ち負けに繋がると見た。

高身長選手が揃うもクロスで得点よりパスからシュートの多い名古屋。
低身長選手の多い札幌。
チャナの2発も含めてヘディングでのゴールが多い札幌。

やはり戦力は、五分五分。
となれば札幌のホーム力が上。
ほんの少し札幌優位と見た。

札幌の2-1勝ちに票を入れておこう。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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