2018年4月14日土曜日

3点勝負

昨夜は、今日の下見。
柏レイソルの試合をスカウティングする。
その前にチームの今を調べてみる。

柏は若いと認識していたが実際は?
インターネット検索で見つからないので
前節の先発選手11人の年齢を拾ってみる。
24.6歳
やはり若い。

ゆえに選手総年俸も低い
サッカーマネーnetによれば 6億8000万円/J1リーグ中13位。

北海道コンサドーレ札幌も若い
前第7節を拾う。
24.36歳/選手年俸5億8020万円/J1リーグ中14位

どちらも育成選手、地元出身者を多く起用していることも共通している。







夜明けまえの曙色
グラデェーションがいい。





J1第7節までの順位
柏 7位・3勝2分け2敗 / 札幌 6位・3勝2分け2敗
得点
柏 9点 / 札幌 10点
失点
柏 7点 / 札幌 8点

ここでも似たような記録になっている。

総シュート回数
柏 75本 / 札幌 101本
総披シュート回数
柏 55回 / 札幌 82本
ここでは大きな差がある。

柏は、長期間で現在のチームスタイルを築き上げてきた。
札幌は、今季から超の付く攻撃的サッカー。
スタートでは未成熟さが際立っていた。
ここにきて3試合連続クリーンシートを記録して安定感が増してきた。
シュート数が多い札幌は、精度を上げてゆくとさらに
得点力が上がる可能性を秘めている。

失点は、何処をどんなふうに抑えるか?
が理解できて来た。
しかも前監督で現戦術コーチの四方田の存在が大きく寄与してきている。
ペドロは、四方田のスカウティングを取り入れているようだ。



総CK本数
柏 35本 / 札幌 49本
少し違いあり。

総FK
柏 109本 / 札幌 89本
ここも少し違いあり。
札幌には、福森がいる。
相手チームは危険な地域で無意味なファールをしないように注意しているせいか。

総反則回数
柏 90回 / 札幌 139回
札幌は、反則回数がJ1最多。
柏は、2番目に少ない。

札幌は、攻撃的守備を徹底していることが原因。

イエローカード
柏11枚/札幌10枚

ボール支配率
柏 47.5% / 56.2%
この辺から両チームのスタイルの違いが鮮明に現れてくる。

得点パターン
柏  ドリブルから33.33%/クロス・こぼれ球・そのほかで各22.22%

札幌 セットプレイから40%/クロス30%
    /スルーパス10%/ショートパス10%/そのほか10%

札幌は、足元を崩して得点できるまでには至っていない。
地上戦で相手を押し込んで空中勝負でゴールしてきた。

ここまでは、柏の試合を見る前に書き上げていた。
そしてDAZN視聴後の感想。

柏は、バランスのいいチーム。
圧倒的な熱量で攻撃してくるわけではない。
前線の選手は空いたエリアを突き、動きの中でボールを受ける。
そしてゴール確率シュートポイントに持ってゆく。

ムービングフットボールスタイルとでも表現したらいいのだろうか。

全体にオートマティックに連動してくる。
攻守のバランスの執れた隙の無いチームという言い方もできる。


札幌にとってはアウェイとなる。
が、首都圏から近いことからサポーターが大挙応援参加するだろう。
お互いに中2日の試合。

但し柏はその前の試合も中2日。
スタミナの点では、札幌が少し上。

コンサは、故障で数人が前節と入れ替わる。
ここの連動および福森も帯同していないらしいのでキッカーの質。
福森のCBには、石川直樹。
守りと運動量については、福森に負けることがない。

チャナに替わる宮吉の出来。
前節に途中出場している。
がまだ切れが出来ていないように見受けられた。
ただ身体全体の圧力は、築いてきたようでどっしりして見える。
瞬発力は、増しているのか。

宮吉は、先発の方が力が出せるタイプではなかろうか。
エンジンの温まりに時間がかかりそう。

ワントップの都倉は、前半オンリーと言い含めておきたい。
後半からヘイスとその相棒のジュリーを三好に替えて出そう。

キッカーは、兵頭。
福森程精度は期待できないとはいえ、いいボールを配給できる。


さて今夜の行方は?
札幌は、サイド攻撃が空振りする。
ここは敢えて餌くらいに考えて相手のスタミナを奪うための積み重ねをしよう。

クロスと見せて後ろへパス。
後ろのWBから大きなサイドチェンジ。
ここでも自由にさせてもらえないはず。
素早くもう一度後ろへ戻しスルーパス。
都倉は、裏を抜ける動きを繰り返す。
スルーパスが何本通すことが出来るか。


柏のエリア内への侵入を札幌がどう防ぐか。
CBよりその前のボランチが柏ボールの配給を切る。

この試合も燃料が切れた方が負け。

打ち合いになる。
ペドロは、勝ち点1狙いはしない。
勝つために攻撃する。
そこで負けるのなら佳。

先取点を上げたチームが結局3-2で勝利する。
その3点は、札幌であってほしい。



このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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