2017年10月9日月曜日

つかぬ、そっくり、駄目、甲斐

ふとおもう四連発。

あのつかぬ事のつかぬは、何?

失礼なことをお聞きいたします、とか。
言いづらいことをお聞きして申し訳ありませんが、とか。
おんなじ意味なのだろうか。

付かず離れずの付かぬなんだろうか?

NHK放送研究所がアンケートを取りました。
つかぬ事の意味はどれ?
A.関係のない事
B.つまらない事
C.どちらも正しい
答えは、巻末で。



昨夜ふと空を見る。
雲間から見えた
月に風情を感じていた。
目を転じると
近くを通る陸橋が見えた
そこを撮ってみる。
なんなの?
撮り甲斐のない
画が写っていた。



我が家のMSの前に栗の木がある。
熟して落ちた時は、イガが開いている。
強風で落ちた物は開いていなかったりする。
イガクリを両の足で踏み開く。

ふと思う。
ソックリは、この栗?

まるでうり二つは、瓜。
まるでは、円で完全を表わす。


で、栗なの?
ぶ~~~。

そつらくが語源だという。

其処、ら:ほどに、く:副詞。
それほどにの意味というのが見つかった。
そつらく変じてそっくり。
それほどに似ている、ということ。


指で✖を示し、駄目、駄目をするテレビのさんちゃんをみて思う。

駄目とは、どんな由来から?
意味は、してはいけないこと。

という漢字は、
文字通り馬に人間と書く。
馬の背に人間が担う行為で、牛や馬に荷物を載せる意味。

馬には載せないものと言う意味で
値打ちのないものを無駄と言うようになる。
それがつまらない物の意味を持つようになったんだそうな。

で駄目は、囲碁からの由来。
有効ではない無駄な手:目を言う。
そこからやっても甲斐がない。
してはいけないの意味に使われる。

さて又々ふと思うが、出てきた。
甲斐の由来は?

竹取物語にこんな記述あり。
かの家に行きてたたずみありきれど、かい あるべくもあらず。
この場合、効い あるべくともとか
交い とも書くそうな。

ではなぜ甲斐なの?
甲斐の国の甲斐は、峽:かひ~谷の意味を漢字で当てた。

で、効い にも 甲斐 が使われた。
和語に当てた漢字になる。

つっかい棒は、突っ交い棒と書く。
交じる棒は、門や戸を縁と結び閉じる。

違うものを関係させるの意味を持つようになる。
、この関係が用をなさない場合を交い:甲斐がない。

なぜ交いが甲斐に転じたのかは、判らず。

つかぬ事のつかぬは、付かぬと書く。
話の流れに付随したことではないのだけれど、がその意味。

ということで
巻頭の答え A.

知らなくても生きてきた。
識ると楽しい。




このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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