2017年10月30日月曜日

口の中の砂

日本人では、聞かれないコメントがポンポンと飛び出す。

イングランドでは、FWはエリア内だけで給料をもらう人と言う意味。

鹿島の日本代表選手DFに対して、
彼らは、俺を心配しなければならない。
俺は、彼らを気にすることはない。

ま、俺が集中して良いプレーをすれば相手は止めることは出来ない。

と言ってみてもサッカーは、11人の競技。
此方の強みはほとんど消され相手のやりたいことをやられた。





赤い蛍の
ブレスレットが
暗転の中に
大きな帯となり浮かぶ






主将宮澤裕樹がコメントしている。
粘り強く戦った。
が、まだ差があった。

前半の活きのいい時間は、何度もゴールに襲い掛かられながら
まだギリギリでゴールを阻止できていた。

一番の違いは、広いピッチを広く使う。
空いたスペースに背後からガツガツ仕掛ける。
コンサは、右に左にそして後ろにずたずたに引き擦り回された。


いつ綻ぶかの問題だった。

それが前半45分は、ゼロで抑え込めていたのだから
上出来と考えていい。

そして、1-1まで追いついたのも上出来。
あれでドームのボルテージは昨日の最高潮となった。

俺の目玉の血管が切れたのではなかろうか
というくらい眼圧が高まっていた。
隣の友とハイタッチを繰り返す。
返す刀で左のお兄ちゃんともハイタッチ。

が、サクッと追加点でお仕舞い。

四方田監督が言う。
何度も走られたのが効いた。
DFラインを責めることは出来ない。


昨日書いたように鹿島に勝てる気がしない。
が、あそこまで善戦したことを評価しよう。

相手大岩監督談
90分間試合をコントロールできた。

公式戦2連敗の立て直しについて
自分たちが90分の試合の状況を読み、その都度何をしなければならないのか。
そこをもう一度意思統一した。

鹿島は気にしたJAYを封じ込めた。
だけでなく局面のいたるところでパスコースに蓋をされた。

技術、体力だけでなく脳の出来も王者鹿島の所以。

叶わぬ相手と認めても、やっぱり口の中に敗戦の砂がジャリと残っている。




このおやじ、アゴハリ一族
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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