2017年10月24日火曜日

胴長短足は、寒冷地仕様?

我々北海道人は、真冬の二桁の零下を毎年経験する。
だからと言ってその寒さの中で卒倒してしまうことはない。

肩甲骨が冬になると狭まるという。
寒さから身を守る結果なのだそう。

秋が深まるにつれ寒さはつのる。
まだ夏の暑さを知っているうちは身に堪える。
が、徐々に身体が慣れてくる。

どんな風に慣れるのだろう?
人間は恒温動物。
体温が上がるわけではない。
新陳代謝の働きから体温を作る。
筋肉の量の多い人ほど代謝熱が多い。
また栄養を摂ることでエネルギー変換の代謝熱を起こす。

それでも薄着ではいられない。
寒くなれば自分の体温を保つために毛皮の代わりに衣服をまとう。






昨日の午前中
みぞれが降り雪に変わる。
午後からは、
雨になり
夕方までに雪は溶けていた。





台風の影響で雪なのだという。
台風は左巻きの渦。

北海道の太平洋側に位置した台風。
左巻きで起きる風は、北から冷たい空気を引き込んだ。
これが雪の原因だという。


アレンの法則

寒冷地に棲む恒温動物に共通する外見的類似点。
耳、唇、首、足、尾の突出部が短い:小さいという。

あれ?
それってまるで俺そのもの?
あ否、耳だけは上に長い。


鼻は、高い。
これも寒冷地仕様。
冷たい空気を鼻腔で暖める。
寒冷地ほど鼻腔の長さが必要になる。
鼻が高いとはそういうこと。

外見的はともかく、その時々の外気の違いでどんな調整が起きている?
寒くなる。
体表から熱を奪われないように表面の細胞を縮める。
皮膚近くの血管を細くして血流を抑える。

一番大切な内臓の温度を保とうとする機能の自律神経がそのような指令を出す。

寒いと震える。
震えて熱を起こし奪われる熱の足しにする。

面白いと思ったのは、筋肉量が多いほど震えた時の熱量も高いのだそうな。

筋肉の基礎代謝以外に寒さに対してその代謝を自然に高める機能を持つ。
非震え熱生産性と言うのだそう。
寒ければ自然に代謝熱を高める機能。

冬の始めと慣れてからの関係が理解できた。

祖先は、寒冷地からの移動組で寒さに強いのだ。
それでも寒いことに変わりはない。
だからと言って家に引きこもっては寒がりを助長させる。
寒いなら寒いなりに雪の恩恵がある。
折角の雪を楽しみながら運動するのも寒さ対策となる。



このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告