2017年10月22日日曜日

伝説の4

竜二がコンサドーレに移籍したのは、2011年の事。
横浜F・Mで長くデフェンスの要だった。
チームの若手を育てる方針で出番を失ってきてからのコンサドーレ移籍。
33歳の時だ。
三浦和良に刺激を受け、長い現役生活を望む選手が増えてきた当節。
だがJ2に落ちてそのままで現役を終える選手が多い。
だが竜二は、肝心の時にチームの支柱としてJ1へのけん引役を果たした。

今年、竜二は、J1に復活した。









クラークが見守る
札幌ドームで
鹿島を打ち負かす。






今年のCBは、横山。
が、横山も1ケ月ほど故障欠場。
河合の出番が訪れた。

それまでは、試合を締める役わりで途中出場が彼の出番だった。
そこを先発して終了まで通した。

10節に90分の出場をしてから先発で使われ始める。
21節から連続5試合先発。
うち4試合で終了の笛をピッチの上で聞いている。

現在39歳。



運動量を問われれば?
瞬発力を問われれば?
ダッシュした後の竜二は、肩を大きく上下させ
顔は口を大きく開け呼吸に崩れている。

痛々しくも見える。
が、

読む力に優れている。
危険の芽を摘む。
ラインの統率力に優れる。

増川が戻りつつある。
去年の札幌J2優勝に大きく貢献した5番CB。
彼は、竜二の1歳下。

昨日は、J1の舞台アウェイ初勝利を最後の収め役としてピッチに立っていた。


そして今日試合を振り返る。
札幌の選手たちは全く臆することなく戦いを挑んでいた。
頼もしいばかり。
試合開始から前目のプレッシャー。
長いパスで前線の都倉・JAYにボールを運びシュートに結びつける。

かと思うと後ろで回して徐々に相手陣地に持ち込む。

全体の支配率は、札幌45%:多分 と数字は、低い。
が、攻めていた印象は、札幌。
それは、シュートの本数に現れている。
札幌11本VS東京6本。
決定機も札幌に軍配在り。
何度も惜しいシーンを作り出していた。

前半は0-0。
東京に対し心理的な弱点はない。
しかし札幌は攻撃の隙を突かれ、やられるパターンにも見えた。

が、後半2分JAYの技ありシュート
福森のゴールから遠い位置のFK。
右に開いていた都倉が中央へヘッドで競り合い折り返す。

JAYが、体制を崩しながら右足で右隅に流し込む。

勢いは止まらない。
後半14分にJAY追加点
都倉から長いパスが左へ深く入り込んだ石川へ通る。
石川一度都倉に返す。
都倉フリー状態で中央へ走り込むJAYに折り返す。
東京DFは、ボールウォッチャーと化していた。
背後のJAYの動きをつかみ切れていない。

長めの1.2.3が成立。

東京は、意地の1発を返すがそこまで。

アウェイでススキノへ行こうが謳われていた。
大挙して押し寄せた札幌サポーター。
ざっと見て3000人は、居た?

それをBGMにJAYのインタビュー。
勝ったことに自分がその大事な働きをしたことに
驚きではないと前節同様鼻を赤く染め目を潤ませた。

JAYを見ていると何か秘めた想いを感じる。
それは、そう長くない現役生活を思うことなのか。
それともまだまだ俺が働ける場所がある。
のアピールなのか。
いずれにせよ去年の磐田のJAYとは違って見える。
良く走る、献身的に映る。

この際は、次節鹿島戦札幌ドームの試合もいただきましょうか。
もはやレジェンドともいえる竜二が吠えるか!!


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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