2017年10月15日日曜日

実を捨ててこそ

キックオフ2時間30分前に女房と二人厚別競技場に到着。
一般入場者の列に加わる。
前に男の子3人を連れた家族がいた。
早速暇つぶし。
声をかける。

雨降りそうもないねぇ。
そうですね、大丈夫そうですね。

前売りが9600人越えをしていた。

この調子なら13000人くらい見込めるかもしれないですね。

折角同じ目的をもって列に並んだよしみである。
袖振り合うも何とやら。

待つ時間のワクワクを共有するのも大きな楽しみ。

それにしても暑い。






1年ぶりに戻った増川
後半CBで交代出場







後半あたりから雨の予報もあった。
しかし空は大きな雲がふわりと浮遊しているだけ。
太陽が冷たい風を中和してくれる。

寒さに備え厚着をしていた。
うれしい誤算。

だが、不吉がふと頭を掠める。
陽光は、Rey:太陽を象徴する柏色。
ちょいとまずい?

そこは、声に出さずにいた。
コンサドーレに不利な言霊は慎むのがサポーターの心得というもの。

今日は、勝つ。
という予感がしています。
俺も。

小1時間で列が動き出す。

バックスタンドに席を確保。
試合前の練習が始まる。
      とんがった櫓のようなJAYが見える。
ひときわ小さなチャナがいる。

んん?
縦も横もサイズオーバーな選手。
頭は、長髪でもっさもさ。
ジャージを脱いで裸で登場すれば間違いなくプロレスラー。
圧倒的な存在感の選手増川がいた。

ベンチ控えからの再起試合。
やっと戻ってきた。

試合の流れ次第で出場もある。
待ちわびたCB。
この試合チャナは体調考慮で控え。
ヘイス小故障で欠場。
次節には戻るだろう。

そして控えに伸二、イナがいる。
控えにも入ることのできない選手が大勢いる。
彼らを超えることがレギラーへの道。
札幌は選手層の厚いチームに変身している。

J1リーグの開幕当時は腰が引けていた。
守ろうとする気持ちが相手の勢いを出させていた。


実を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり。
本来は、身を捨ててこそ・・・。

昨日のスタジアムは、厚別。
札幌ドームの方が集客:営業は、確実に優位。
が、現場の希望をフロントは了とした。

そこには、5000人の観客の増減が出てくる。
仮に一人2000円×5000人で一千万円の違いが出る。

しかし、柏を分析して勝ちの可能性を最大見出そうとした。

見事に当たり。
試合前の練習でJAYの動きに刮目していた。
ステップが軽い。
ハイジャンプの選手ほどに軽やかに躍動していた。

その通りの活躍を見せる。
ゴールのハイタッチを計9回いや、
左隣に座ったカップルの片割れ女史が、最後にハイタッチを要求してきた。
なので10回。

家で録画を見直す。
厚別では、ピンチと思えた場面も余裕のある守りにであることが判る。
DF陣は、ギリギリの競り合いで体を寄せて相手自由を許さなかった。

直ぐ上の清水が敗れコンサは13位浮上。
降格16位以下とは最低4勝ち点差。

残り試合5。
大きな勝利を得た札幌に残留の文字は、太字Bに変化した。
あと勝ち点3あればフォントサイズが三段大きくなる。

こうなれば次のホーム鹿島戦29日に勝利して決めてしまうか。




このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

広告