絵が描けない。
犬を書けと言われると動物らしきものが掛かれている程度。
犬なのか猫なのか、はたまたいかなる動物なのかを自分でさえ見分けられない。
そこに素材がありそれをスケッチする。
何度も何度も繰り返すうちにそのものの形が描けるようになるらしい。
更に色の能力がない。
今の時期なら必ず紅葉を描かされる。
あのとりどりに彩どった葉の色を画紙に写し取ることなど至難の技。
街の並木が紅く染まる。
晩秋のような冷たい風を
陽光が和ませる。
これも芸術的であるか無しかは別の話で、トレーニングで出来るのだそうな。
そういやぁ絵を描くことへの興味という物がない。
興味もなければ才能もない。
描けなくて当たり前ということになる。
学校で製図を教育される。
正面、俯瞰、横から見える線を描く。
見えないけれど隠れているところの線も書く。
これは出来る。
女房の空間認識が怪しい。
近所の銀行を指さすとあちらを向いている。
人には、得手不得手があって当たり前。
得手は、得意手を縮めた言葉なのだろう。
北海道コンサドーレ札幌は、得意の厚別で3位柏相手に3得点した。
更にクリーンシートで締めくくる。
札幌を舐めた結果ともいえる。
幾ら厚別で強いと言っても所詮15位。
失点も多いチーム。
前線に強力FWの3枚を並べてガツンと叩いてしまうべ。
守備の戦略を整えていなかった。
柏は、守りの絵図が描けていなかったということ。
札幌はもともとの高さの武器都倉をつぶれ役に仕立て、JAYの高さをより際立たせた。
ボールの転がらない芝は、柏のリズムを奪う。
カウンターには、並走して自由なプレイをさせない。
相手ボールは、複数で囲い奪取する。
5本のシュートで3得点の札幌。
11本のシュートで0点の柏。
粘り強く守り、危険な場所でファールをしない。
余裕のある試合運びと見えた。
が札幌の選手は疲労していた。
それだけ守りに神経と体力を要した。
この貴重な勝ち点3は、あとに及ぼす効果が大きい。
勝てるという自信と、後一勝利という精神的余裕。
だがまだ決まった訳ではない。
そこは、チーム関係者が一番理解しているだろう。
J1残留が、現実味を帯びた。
このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター