今の日本は、失業率が1月現在で3.0%と一見低く推移して見える。
総務省調査
年平均 | 月次(季節調整値) | ||||||
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2014年 | 2015年 | 2016年 | 2016年 10月 | 11月 | 12月 | 2017年 1月 | |
完 全 失 業 率 | 3.6% | 3.4% | 3.1% | 3.0% | 3.1% | 3.1% | 3.0% |
では、正社員・非正規社員割合推移
↑ 雇用形態別にみた雇用者の割合推移(役員を除く雇用者に占める割合)
ガベージニュースより
15年前の2002年で
10人の就業者中7人が正社員であとの3人が非正規社員。
2016年になると更に正社員数が減少している。
バブルがはじけた1990年初頭あたりから
正社員を減らし非正規社員を増やすための
派遣労働法が施行され次々と正社員が少数化されてきた結果がこれなのだ。
要は、未来に希望を持てない働き手が増加している。
安くとも安定した生活設計が出来るか否かと言う違いがそこにある。
その縮図ともいえる場所が、あいりん地区。
大阪市の一角にある。
旧名が尼崎。
戦後の復興時、職業安定所の所在地でもあるこの地域に仕事を求めて集る労働者。
それを目当てに毎朝拾いに来る斡旋業者。
ここで1日の糧を得て一時の飢えを凌いでいた。
俗にいうドヤ街で雨露を凌ぐが、金がなくなると路上生活をする。
今やこの地域の高年齢化が進み明日への希望を
全く見いだせない人たちが増加しているという。
彼らの一番の楽しみは、やはり酒なのだという。
本当になけなしとなっている金を支払う先が居酒屋だという。
夕方になると立ち並ぶ居酒屋の店内は、すぐに満員になるのだそうな。
刹那の快楽は、酒ということになるのだろうか。
次の消費先が、パチンコを始めとしたギャンブル。
そして煙草。
つまり依存症に繋がる趣味嗜好。
人間としても明日を生き抜く力を持つためにこれを教訓にせよ。
と鈴木傾城氏がレポートしているブログを紹介した記事がこれ。
刹那の快楽を我慢してこそ明日が拓けると書いている。
なるほどとうなずくも、悲しく切ない現実がある。
時の政権のご機嫌取りで国有財産を只で提供してしまう官僚達。
懐が痛むわけでなし。
自らの保身術は、最高レベルで身に着けている。
国会で答弁する彼らの顔は、醜悪極まりない。
しかし、彼らとて人間。
どこかに良心の呵責は、覚えている。
そのはけ口は、やはり酒、となるのだろうか?
はけ口でもなく自棄でもなく酒は楽しく飲むに限る。
女房と飲る毎夜の晩酌が幸せである。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター