2017年3月30日木曜日

100kmで

かばちたれなや!
関西方面の方言とばかり思っていた。
本を読んでいておやっ?
と思う。
框:かまちががでてきた。
かばちに随分似ている。
框と言えば上り框を思い出す。
玄関などの床板の横に立てた縦板
洋風だと御影石などの石材の場合あり。

でもこれがかばちと変化するだろうか?

更に調べてみる。
すると
かばちがええ、という言い方もある。
口の達者な事。

となれば推理は、確信になってくる。






1973年公開の
仁義なき戦い。
広島が舞台。
確証はない。
確証はないけれど
多分かばちたれんなや。
の台詞が吐かれたのでは。









先のリンク画像で見た図から口の中が想像できる。

更の検索をすると
上下の顎の骨をかまちといい。
輔や頷と書くとある。

輔の漢字成り立ちは、
車にたんぼに目が出た図で助ける。
転じて荷台の荷物を転げ落ちないようにした立て板の意味。

頷は、頭を表わす頁と含むで口の中に食べ物が入っている図。
そこから顎や下あご:頤おとがい の漢字として使われる。

なるほど框も輔もうなずく:頷くも横長で縦に強い骨や板という共通が出てくる。
つまりかばちは、それらが変じて言葉の意味として使われたということなのか。

また一つ新しく識ったジジィーなのだが。
困ったことに覚えた片っ端から忘れてゆく。

そう、片っ端からと言うと昨日の100Km遠征。

鵡川道の駅~新冠道の駅の往復
googleで確認すると片道44.6Km。
これを3時間18分49秒で往復した。
つまり平均時速は、27Km/hとなる。
この間は、信号が少なく峠はない。
短いアップダウンが随所にある。

走り始めの1kmほどで息が上がっていた。
のっけから早い。
追いていこうとするが心拍が追いつかない。
事前のアップ不足なのだ。
First Windowniに出くわす時間が速い。
俺の心拍数の限度は166bpm。
この日参加の最年少が16歳で聞くと200をオーバーする。
他も190だのと言う。

つまりは最初の窓が遅く表れる。
俺は早い。
ゆえにこの違いを十二分理解してもらわないといけない。
更に足のない俺である。
10人参加の6番手辺りで走り始めて。
2~3km後は、ぶっちぎりの一人旅。

師匠は、汚水ですね。
おっと遅いですね。
新冠の道の駅はご存知ですね。
先に行きます。

俺にすりぁ、何の意義もなし。

窓が開き心拍が楽になってくる。
ケイデンスが100は、無理でも80以上を回すことが可能になってくる。
この日の平均ケイデンス81は、俺にすれば上の上。

すると集団からこぼれたバイクに登りで近づいてきた。
ここを先に出る。

暫くするともう1台少し緩い登りで接近。
これも先に行かせてもらう。

このあたりを心配して師匠が落ちてきた。
後ろ3人が気がかりな師匠は、結局往路後方を見乍ら走ってくれた。
俺がその浸りの前にいることにちと驚いたのか。
流石粘りますね。
後で知った一番きついところだった。
自己最高心拍数170をマークしている。

通常赤ちゃんの時が最高の220rpm.
1年経るごとに1rpmが減ってゆく。
増えることはない。

220引くことの年齢が最高心拍数となる。
220-66=154が俺の年代の目星となる。

それから見ると17を上増ししているのだからここは自慢もの。

俺は、気持ちがいい。
俺の信条は、ここにあり。
とにかく走り切る。

しかしなのだ。
往路でかなり足を使った。
あと10Km程の位置でちょいと止まり加減。
おおそうだ、燃料の補給をしないば。
小型のカステラを補給。
二口で口にねじ込める。
一口目を時間を掛けもぐもぐとかみ砕き喉へ流す。
口の中の少なった唾液が少し湧き出てくる。
二口目も同様に流し込んで新冠の入口登りを一気に駆け上がる。

ここの登りは、もちっと急な覚えがあったけれどそうでもなかった。
車で走る感覚と自転車の走りでは随分と違う。
このあたりで師匠もす~と先を行く。

新冠では、先入りの7人が待ち受けてくれた。
うい~す。

コンビニで得意の納豆巻を飲むヨーグルトで昼食。
なるべくゆっくりかけて食べ終える。

パンクが1台。
タイヤにかなりな損傷が出ている。
他の一人がタイヤの裏に貼るパッチで補修。
へぇ、タイヤの補修パッチがあるのか。
日本一周に必要だな。

一休みして復路スタート。
俺先逃げしようとフライングスタート。

1kmも進まないうちに2人が抜いてゆく。

こら!
お前たち長幼の序と言う物を知らんのか。
もう少し後から来て追い抜きを楽しめ!!

6~7Km先で後の集団にも追い抜かれ一人旅はさらに続く。

帰りは、各々のペースで走ってください。
と言うことの復路。

集団から少し後に白ジャージさんが一人抜いてゆく。
抜くが自分ペースで悠々と走っている。

俺は、これを目標で登りで接近して平坦で離されるを繰り返す。

おじぃちゃん登りが速くなったねぇ。

はい、短いクランクとセラミックBBとサドルの前セットのお蔭です。

空が暗くなってきた。
あゃ~、来るかぁ?

案の定、明日の丈、おしっこジョ~。
きたな。

最初ポツリが、ザァ~と来ておまけのみぞれも付いてきた。
約30分もその中を走っただろうか。
小雨からほとんど止んだ状態まで来たとき
向こうに先導の集団か待っていた。

オイッ~スで再走。
あっというまに置き去りにされる。

google地図調べで往復約90kmのゴール前10km切った辺りで一段走りを上げる。
この走りが出来れば集団に着かせてもらえるんだべな、と思いながら。
この走りを夏までの目標にしよう。

ところがゴール手前2kmで失速。
足の力とエネルギーが足りない。

Aさんが一人橋の所で待ち受けてくれた。
あれってとても嬉しいものだ。
ありがとうございます。

長い、早い、キツイ遠征は、終わった。
師匠はじめ参加の皆様お疲れ様でした、ありがとうございました。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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