2017年3月28日火曜日

粘る

ヒルクライムでは、汗が滴り落ちる。
口中の唾液が粘性を増す。
そんな季節がすぐそこまで近づいてきた。

口を開けて呼吸をするから乾くのだろうと考える。
が、ちょいと待て。


まだ幼い小学生1年生の俺は、尿意を先生に告げられ無かった。
口の中がからからに乾いた経験がある。
ついに漏らしてしまったことを60年経った今でも覚えている。

緊張しても口が渇く。
なぜ?

問題
正常な生活を送る人が出す唾液は、1日どの位?
1.500ml~800ml
2.800ml~1リットル
3.1リットル~1.5リットル
答えは、巻末。





親指大の鉢に
植えられた
多肉植物&苔を
見ては、脂下がる。






緊張は、交感神経が優位に働く。
すると唾液の分泌が抑えられるのだそうな。
ここまでは、簡単にネット検索できる。
では、なぜ唾液を抑えるような指令を出す?

まずは、唾液の働きから調べてみる。
唾液には、8つの働きがあるという。
?は、俺の再発見事項。
1.?
2.舌や飲み込む場合の潤滑
3.虫歯菌に蝕ばまれた歯の補修
4.虫歯菌の出す酸やアルカリ性の食品の中和
5.細菌侵入の防止
6.食物消化の補助
7.?
8.?

1.7.8の答え
火傷防止・食べ物の味を味蕾に届きやすくする・水分の補給を促す。

他に血中水分量を調整する働きもある。


唾液の成分を見ると
1.水分(99.5%)
2.有機成分 唾液アミラーゼ、マルターゼ、

       血清アルブミン、血清グロブリン、ムチン、尿酸、尿素
3.無機成分 Na、K、Cl、重炭酸ナトリウム、
       炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム
4)その他 
  抗菌物質 リゾチーム・ラクトフェリン・チオシアンイオン
  ・ペルオキシダーゼ・IgA・アグルチニン・シスタチン・ヒスタチン

粘性物質は、ムチン。
ウナギや、オクラなどもそれ。



なるほどねぇ。

よく噛んで消化を助けることは、よく言われて知識している。
細菌の侵入を防ぐことも。
ただ、抗菌物質が多数含まれていることにも驚かされる。


どうも水分補給を促す、あたりが原因のようだ。
緊張とは、血液の巡る割合が多くなるということ。
血液が巡ると汗が出る。
水分が足りなくなる。

そこを知らせるために唾液を少なくして水分の補給を促す。
無論口呼吸で口中が乾燥してくる、との相乗であることは言うまでもない。

去年のシーズン終了間際に鼻呼吸を取り入れた。
呼気は、口で。
吸気は、鼻で。
吸う時にいちいち口を閉じるのは面倒。
で舌を弁に使う方法を考えた。

つの発音をするときに舌を上顎に付ける。
あの要領で吸う。
鼻で間に合わない場合は、最高レベルの心拍を示した時くらい。
その前までは、充分に鼻吸気が出来る。
鼻吸気の効果については、又の機会にまとめよう。

答え 1リットル~1.5リットル
結構な量を垂涎していることになる。

追加
脂下がる の語源を初めて識る。
脂は、煙草のヤニ。
煙草を吸うポーズは、古今を問わず綺麗であったり粋であったりしたい。
雁首をやや上にして吸う事を粋とした昔。

煙管に溜まった脂が吸い口に流れてくる。
この様から脂下がる。

自慢のポーズと言うことになる。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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