2016年12月8日木曜日

そんな意味が隠されていた

友に20周年記念本を頂戴した。

俺たち夫婦がコンサドーレのファンになったのが2005年。
仕事の合間を縫って厚別や札幌ドームに通うようになる。

日本ハムが北海道に移転するとTV中継がそこ1本。
小さいころから見続けていたジャイアンツの試合が見られない。
だからと言って有料で見るまでは、食指が動かない。

企業色の濃い野球と違い
地域主体型で基盤を作ろうとしているJリーグ所属のコンサドーレ札幌がある。

サッカーなるものがなぜ世界のメジャースポーツなのか?
どんな魅力が隠されているのだろうか?

という興味から観戦を始めた。

単純に勝ち負けでしかサッカーを知らずにいたので魅力が判らない。
選手の動きの質の良し、悪しが判らない。

2005年5月4日札幌ドーム対横浜FCとの試合。

そのころは、前半をアウェイゴール裏。
後半をホームゴール裏で移動して観戦していた。
まずは、ゴールの醍醐味を味わおうというわけ。














前半26分の話。

DF曽田は、自軍中央でボールを持つ。
ハーフラインまで開いていたコースをドリブルで駆け上がる。

これは、ラインを越えたところで横浜ブロックに入る。
DF曽田は、右に位置していた砂川にパス。

砂川は、ワンタッチでそのまま上がった曽田に受け渡す。

バイタルエリアからシュート。

ボールは、GKの横を抜けGOOL!

丁度女房と二人で見ていた真ん前に突き刺さった。
華麗ではない。
超迫力のド・ド・ド・ドッ
のシュートと俺たちは、呼んでいる。

試合は、この1点を守り切り1-0勝利。

サッカーは、足でボールをコントロールする。
他の球技に比べて確実性が低い。
だからこそ1点のゴールであれほど歓喜する。

ここから決定的なファンとなった。

サッカーとは、点を取る為にどんな動き、汗を11人が共有して出来ているのか。
が少しずつ見えてくるようになった。

頂戴した北海道コンサドーレ20年史には、
エンブレムの解説が書かれている。
シマフクロウは、日本では北海道だけに生息。
胸の斜めに配されている11個の星は、結束したイレブン。
眼光は、勝利を見据える闘志。
白いストライブ雪の色は、ブリザードの攻撃性。
赤と青は、血管だろうか。
盾型の中に地域が収まる。

こんな意味が描かれていた。

確実に地元出身選手が育っていることが判る。
将来世界で活躍する選手も出てくるだろう。

コンサドーレの父、石水さんに感謝。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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