2016年12月2日金曜日

落ちこぼれと言えば俺

こぼれるを漢字で書くと、零れる。

この字は、ゼロとも読む。
漢字由来を見ると

雨冠で雨粒
左右のはらいで頭上にいただく冠。

その下に跪ひざまず く人。

雨を天の恵みとみなした漢字だという。
漢字由来

それが こぼれる になるのは解る。
天のお零れを頂戴いたします、ってことだべ。

が、なぜゼロ?
音読みがレイ。
そこで当て字としてゼロなんだと。
大した話ではない。

いやね、土鍋を新しくした。






ふきこぼれにくい土鍋
DCM








今まで使っている奴は、取っ手の耳が片方ない。
片耳なし芳一とは言え使い込んでいるので
今までの出汁がたっぷり鍋に吸い込まれている。
これを捨てようかを大いに迷っている。


直火専用の10号
一番大きい5~6人タイプを購入。

新しい土鍋は、目止めが必要。
目には見えなくても微孔がある。
そこを埋める作業が目止め。
ヒビ、亀裂の防止になる。

なんてことはない、粘着質のものを煮炊きする。
例えばおかゆを炊く。
俺は、乾麺を茹でた。
確かに煮零れない。

土手が高くなっているから?

それは、ひとつの要因ではあるよう。
その形状であることによって煮泡の対流に変化が起きる。
ここがポイントらしい。
蓋の蒸気穴にも秘密がありそうだ。
使ってみるとかなりの蒸気量が噴出する。
これで内部を減圧しているのだろう。

煮こぼれ防止方法にスプーンを鍋底に入れる、
の方法があるようだ。

通常は、鍋底に中心から真上へ、表面に上がってから、端へ対流する。
スプーンを入れるとスプーン:中心に向かって対流が起きる。
煮こぼれしづらいのだそうな。

他に
鍋上に木ヘラを渡す。
は、ヘラに泡が当たり消滅させることが出来るんだと。

泡の出来る理由の一つに突沸が、ある。
とくふつ と読む。
初めて聞く。

泡は、徐々に出るのではなく。
突然出始める。
それを指す言葉なんだと。

沸点に達すると泡が出来る。
水分中の空気が膨張して気泡になる。

粘性が高い液であれば泡がj細かく消失しない。

そこを早い段階で泡を出し突沸を防ぐ。
理科の実験で使われる沸騰石は、それが原理。
実験に使われるものは、ガラス素材で多孔質に仕上げたもの。
天然の多孔石や、素焼き破片もあり。

沸騰石などと言う物も初めて聞く。
俺たちの中学時代に実験など覚えがない。
貧しい時代だった。

零れ話 零れの付いた言葉探し

学校と言えば俺自身の事
落ち零れ

ご返杯の
お零れ頂戴

思いがけないラッキー
零れ幸い:こぼれざいわい

トラブルになる
零れ種

深秋の
零れ松葉

零れ日と書くと間違い
これは、木漏れ日。

零れるような微笑、はどんな人にも似合う。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
      

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