2016年12月26日月曜日

50

札幌に50年ぶりの大雪。
12月に90cm超えの積雪記録。

JRが527本の運休。
新千歳空港では、3日連続で空港泊りを余儀なくされたり。

その足への影響は、10万人と言うから被害は、甚大ということ。

50年振りと聞いて、
ああ、そうかあの時の国鉄札幌駅構内除雪作業が
それに当っていたのかと膝を打つ。

線路上の雪は、ラッセル車で飛ばせる。
が、問題はポイント。
日本語では、分岐器

レールの間に雪が詰まると動かない。

そうなると人力で回復させるしかない。
50年経っても今なお解決されていない問題と言うことになる。


人間50年化天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ

とは、織田信長の好んだ謡いと舞。

50年というキーワードで調べてみる。
日本人の平均寿命が50歳を超すのが1950年頃から。
1947年女性53.96歳/男性50.06歳。
食事、医療の不充実。
そして連続した戦争の結果だった。
それが解放された現代は、80歳どころか90歳にまで届きそう。














150年泡盛古酒 画像泡盛百貨より






俺の好きな酒では、
ウィスキーなら50年物はある。
何十万円もの値段になる。
100万円を超えるものも販売されている。
ワインのほうが一桁下の値段で買えるようだ。
いずれにしろお目にかかったことはない。

日本だと?
沖縄の泡盛が100年200年と凄い年数を寝かされていた。
が、太平洋戦争で全滅。
100年超えで現存するのは、上の画像識名酒造のこれのみらしい。

とは、いえ戦後70年。
50年超えもあるようだ。
謝花良政氏 1956年に自動車工場を立ち上げその記念に泡盛を
シャム南蛮甕かめ に泡盛に詰めて寝かせたものが60年物になる。

日本酒古酒
50年超えは、どこかにあるかもしれない。
が、購入出来る日本酒古酒では25年物。

これは、飲んだ。
いや、舐めた。
でもない、口に含んだ。
喉まで届かず口中で吸収されてしまった。

香りは、高貴な気品を湛える。
開封する前に瓶から匂い立っていた。
トロリとしている。
口の中で消えてしまった。

俺たち夫婦は、神の酒と呼ぶ。
500mlで2100円高いけれど手の出ない額ではない。


現在100年貯蔵計画進行中の酒もある。


江戸時代の「訓蒙要言故事
新酒は、頭ばかり酔う。
熟成酒は、からだ全体が潤うように気持ち良く酔うと書かれています。
熟成した酒の身体に対する優しさは、最近の医学会でも報告されています。日本酒百年プロジェクトからコピー&ペースト

今日も結局酒の話になってしまったジジィーでありました。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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