2016年12月23日金曜日

ヘルメット

冬の外出に必須な帽子、
耳まで隠れるものがベター。
日本語では、帽子だが、ハット、キャップ。
其々は、どう違いがある?
冠も帽子?
かつらは、ターバンは。
編み笠も帽子になる?

とすれば自転車の安全具ヘルメットも帽子なのだろうか?

多くの発明は、小型、軽量化されてゆく。
ヘルメットも同様。

ヘルメットの語源
自転車で着用する理由は、頭部の保護。
西洋の兜が関係するであろうことは、察しられる。
どう関係するのか?
英語で中世の大型兜:heaume:首までの頭部を覆う。
フランス語でhelme。
これに小さいet がついてHelmetではないか、とされる。

中世ヨーロッパの大きな兜から進化して
今は、小さな形で軽い。
プラスティックや、発砲スチロールで出来ている。

兜の延長にブレートアーマーがある。
1540年の鎧。
武器と言う条件以外に使いようのない道具だが
曲線が美しく彫像のような芸術性を感じる。

以下のYouTubeでは、プレートアーマーの
機動性及び戦闘の型が表現されている。
30~40Kgの装備だが機動性は、高い。





身体のサイズに合っていないと関節部分が擦れて痛む。
したがってオーダーメイド。
高位な貴族や騎士の物だった。
後には、部分を大量に制作して各自に合わせてる。
セミオーダー甲冑が出来たそうな。
下級兵士の防具となってゆく。

暑さ対策や、重量バランスが設計されていたと言う。


対人戦で距離が近いほど人間的感情が高まると読んだ記憶がある。
近い距離は、殺傷にためらいが起きる。
こうして顔も覆われて表情が現れないと無感情で殺傷されたのだろうか。

ためらいなく任務:殺人を遂行できる兵士の教育がされてきた。
日本の場合は、天皇陛下への忠誠心。
上官の命令は、陛下の命令である、と徹底的に洗脳される。
日常の生活でもそうやって育てられた。
日本人兵士の対人戦闘の強さの秘密がそこにあったという。

教育勅語はその基本
1890年明治23年10月に明治天皇より発令される。
以後教育の現場で徹底して繰り返し朗読させられる。
俺の祖父母も丸暗記していた。


道徳的な内容が主だがその締めくくりに
一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
事あれば国のために勇敢に尽くし、永遠に天皇を支える様に。
と謳っている。

盾と矛と言われる。
盾が優れるとそれを破ろうとする矛が開発される。

多量の人の命が、スイッチだけで奪われる時代。

同じ盾でも楽しみにために安全を確保する自転車ヘルメット。
平和がいい。


のおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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