2016年4月21日木曜日

ゾンビ

昨日は、150Kmを6時間以内のトライ。
150Kmをせいぜいトイレ休みだけでなら平均25Kmと何とか俺の範疇。
しかし、休憩を挟むと走行時間は、5時間で平均30Kmと
俺の限界へ迫らなければならない。

札幌~白老往復

はて、さて結末や? というところ。

俺の作戦は、時間で稼ぐ。
休まず走る。

今一つは、午後3時までには、帰宅したいので目的地に達しなくても
12時には、Uターンする。
夕刊の配達では、30分くらいなら遅刻は許される。




先日朝日に
遊んでもらった。
光の玉




事前に聞いたメンバーは、計3名。
朝Facebookを開くと5名に増えているという。
人数が増えようが作戦は、変更なし。

昨日の出発は、9時予定。
チェーンに油をくれてやる。
タイヤ空気圧をチェック。
他も点検して万全でサイクリングプラザへ下っていった。
前日までの寒気も去っている。

一名先着あり。
発寒から18Km自走到着の佐々木さん。
太ももに丸太をつけている。
下半身だけならウエイトリフティングの選手並み。

師匠も現れる。

あと二人ですね。

間もなく去年稚内300Kmを一緒した五十嵐さん。
見るとキャンプ仕様。
ラックを装着してバッグを二つ後輪にぶら下げている。
ギアは、シングル。
重たいのだけ。

このメンツなら絶対ついていけないので千切れたらおいて行って欲しい。
それと12時時点で到着の有無に関わらずUターンする旨を宣言。

佐々木さん、
僕は、軽いギアだけでいきますからついていけますよ。
気安めてくれるが俺は、知っている。
稚内行きの時、五十嵐さんもそうだった。
俺のレベルからいうとそれでも3段階は、上を行く。

ただ師匠は、休憩なしで行きます、いいですか?
と確認してきた。
無論それがいい。

あと一人が来ない。

結局20分遅れで4人だけで出発。
国道36号線の南下を始める。

体の慣らしと信号待ちを考慮してペースは、遅い。
このくらいなら俺のペースなんだけどそうは、なんないんだべなぁ。

8Kmくらい、パン屋で一度食料調達。
俺は、外で待つ。
ここでも15分食ってしまう。

南からの向かい風が吹いている。
こりぁ、白老までいきつけないな。

札幌を抜けて信号が少なくなると速さは、増してきた。
30Kmペース。
俺の目的は、ケイデンス70~80でとこまでついていけるか。

千歳までは、いい感じ。
心拍数も140止まりで順調。

地獄は、千歳でその門戸をあけた。
空港を過ぎてだらだらとした登り。

若きエリート二人が互いに先頭を曳いて、ピッチが増す。

向かい風と力不足でケイデンスを上げられない。

千切れてゆく。

必死に回すがスピードに乗れない。
師匠が俺の腰を押してサポートしてくれる。

もう一人参加者にウトナイ湖で合流しようとメールを送っていたらしい。
そこで一旦休憩をとるという。

そのウトナイ湖まであと4~5Km。
視界から消えない程度まで離されているがウトナイで追いつけばよい。

このとき不思議が起きた。
心拍数151を記録しているのにさほど苦しくない。
自分の血管が多くの血液が流れて掃除されたのだろうか?
持続した心拍数ではないので判断ができないけれど、
これから高心拍数の持続力を高めることが出来るという兆候なのだろうか?

ウトナイでトイレタイムそして五十嵐さんからの
うれしいカレー揚げパン差し入れ。

時間は、11時30分。

後30分で約30Km先の白老までは、到着不能。

もう少し行ったら単独Uターンすると告げて再出発。
結局もう一人は、来ないまま。

やはり離され気味だが信号待ちが助けてくれる。

苫小牧JR駅近くでUターン。
帰りは、追い風で楽が出来る。
でもケイデンス70~80は、キープ。

千歳JR駅で13時。

あと30Kmあまりの行程。
楽勝帰路。



甘くない。

恵庭で脚が止まった。

回せない。

さっきのパンも含めちょくちょくエネルギーは、補給している。
水も入れている。

回せない。

俺の高ケイデンスは、80Kmが限度だった。

恵庭の道の駅でエッグサンドを補給してすぐ再出発。
ラスクもポケットに入れた。

去年の経験から苦しい、
足が止まった、は、抜ける。
ふっと抜けてゆく。

だが、昨日はさっぱりその気配なし。

残り30Kmを90分かけてやっと帰宅。
15時丁度。
走行距離118Km.

あわただしく着替えて夕刊ジジーに変~身~。

しかし、この夕刊が辛い。
脚が上がらない、進まない。
重い。
ゾンビの新聞配達。

喉が渇く、腹が何かよこせと文句を言っている。

ラスクは、持ってきた。
人の目の届か無いところで空腹を凌ぐ。
握りこぶしほどの量を食べつくしてから30分ほど。
もう配達が終わろうかと言う時間に体全体に生気が戻ってきた。
結局15分の遅れで終了。

筋肉の限界にプラス、エネルギー不足も加味されて
脚が止まっていたことを知る。

今朝は、もう復調。
脹脛に重さがあるけれどグレイトミネラルを後で塗っておこう。

この調子なら6月決行予定の400Kmが敢行できそうだ。
ただ、数本200Kmをやっつけてスタミナを養わないば。

このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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