2016年4月20日水曜日

サッカー岡崎慎司の見切り

イギリス、プレミアリーグ、レスター所属の岡崎慎司が大変なことになっている.

正確には、レスター・シティフットボールクラブ。

1884年設立、132年の歴史を持つ。

2008~2009年シーズン 
フットボールリーグ優勝:J3リーグにあたる
20013~2014年シーズン
チャンピォンシップ優勝:J2リーグにあたる

2003年以降のトップリーグ:プレミアリーグ成績
2003年~2004年シーズン 18位
2014年~2015年シーズン 14位

つまりレスターは、2年前にプレミアリーグに昇格した。
その去年は、何とかプレミアに踏みとどまる。

そして2年目の今シーズン優勝を目前にしている。



34試合消化
残り4試合

2位との勝利ホイント差5点
21勝
10引き分け
3敗


画像ジャバラより




優勝しようと言うリームだから負けていないのは当たり前としても
その勝負強さに舌を巻くと同時に、ヨーロッパの数々のビッグチームを率いて
戦い抜きリーグ優勝未経験の無冠の帝王と呼ばれる
クラウディオ・ラニエリの手腕も強い驚きと称賛に包まれている。
そのチームに岡崎慎司が所属している。
もちろんFWとして。

1986年生まれ30歳
兵庫県宝塚市出身
滝川第2高校時代全国高校選手権ベスト4

174cm
76kgと決して大きくない。
いや、小さい。

清水エスパレス入団時は、8番目のFWとは、当時の監督長谷川健太。
当初は、豊富な運動量を買われてMF出場が多かった。
当時を知る清水のサポーターは、とにかく走り廻っていた。
ただただ、無駄に走っているように見えた、
と言っている。

独特の得点感覚がFWへと移行させてゆく。

運動量は、豊富だが早い走りが出来るわけではない。
華麗なドリブルもできない。

彼がプロで生き抜くために考えたのは、一瞬の動き出しの速さ。
その為に2点を磨いた。
1点は、無論ダッシュ力。
もう1点は、判断力。
こうして、清水でのゴール数を重ね、日本代表へステップアップしてゆく。

更に海外から指名されドイツブンデスリーグの2チームで4年間プレイ。
合計出場試合 125試合
合計ゴール数  37点

の後、今シーズン、レスターへ移籍した。
レスターではこれまで、
30試合出場
5得点
エースではない、
が前線からのチェイス。
ポストプレイ。
DFを引き付けスペースを作る動き。
そしてアシスト。
間違いなくチームから必要とされる選手。

大きな怪我をしないのも彼の魅力の一つだがどんな工夫があるのだろう。
これは、俺の憶測。
岡崎は、自身で鈍感と称する。
神経が太い。
ゴン中山を尊敬し泥臭いゴールが多い。
しかし、近年は今年のWカップ予選アフガニスタンで見せた
オシャレなシュートゴールを披露している。

人生ダイビングヘッドの座右の銘が表しているのではないか。
ダイビングヘッドは、相手との頭同士がぶつかったり、キックされたり
肩が入れられたり大きな危険を常に孕んでいる。

彼の目が皮膚がそうした危険の紙一枚を見切っている。
上級の腕を持つ格闘家は、肉を切らせない。
相手内懐にすっと入り相手打突を無害化する。

岡崎慎二には、その力が備わっているとみる。
映画の巨匠黒沢明が世界の三船を輩出した。
あの三船敏郎演ずる用心棒に見えてくる。

世界のトップと互角に戦えるFWが育っている。


このおやじ、アゴハリ一族。
世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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