2018年12月29日土曜日

知らんわぁ

NHKラジオの子供悩み相談室が、好きだ。
ん?
違うなぁ。
悩みではなく科学だべ。

子供がDVの恋人と別れられない。
どうしたらいいでしょう?
などとラジオで相談するわけないか。

昨日の子供科学相談室で藤壺とダーウィンとセメントの関係を知る。

子供の質問は、海水の中なのにどうして固着出来るのか?
そも富士山に似た形なのでその名前を持つ貝。
いや、それが貝ではない。






昨日の午前中
新雪が突風に
飛び舞っていた。
向こうが霞んでいる。





68歳もWikipediaしてみる。
エビや蟹と同種で甲殻類。
甲殻類なら脱皮する?
そう殻は、そのまま底部を大きくしながら肥大させる。
が、中身の外皮は、脱皮する。
噴火口の部分から外へ捨てるのだそうな。

甲殻類なら美味い?
大型の藤壺は、高級食材なのだそうな。

ちと話しが逸れる。
スーパーで毛ガニの値段を見る。
サイズは、MのSくらいか。
5000円近い値がついていた。
毛ガニは、北海道庶民の手に負える食材ではなくなっている。

藤壺は、ホタテなどの養殖場の厄介者。
船舶の底にも付着して船の性能を落としてしまう。
そこで付着防止剤を塗る。
以前は、有機スズ化合物が使用され海水の汚染問題となった。
現在は、亜酸化銅が代替えされている。
色は、赤色。
そう大型船の底が赤いのは、亜酸化銅のせい。

養殖場の厄介者をさらに数年かけて大きく育てて食材にする。
そんな流通もされているらしい。

フジツボ通販をキーワードにしてでインターネット検索をしてみる。
青森の海の幸直販所で取り扱いしていた。
200g:2060円 5個前後
500g:3980円 10~13個
1kg換算だと8000円。
殻付きであることを考えると確かに高級品ではある。

さて、なぜくっついていられるか?
卵の時代は、親の貝殻の中。
ちなみに親は、雌雄同体なそう。
孵化して海中に泳ぎ出す。
一月ほどでキプリス幼生に変身。
キプリス幼生とは、甲殻類や貝類の幼年期。

その後固着場所を探し歩く。
見つけたらセメント腺から粘液を分泌して固着。
これらの観察をダーウィンがしていたんだと。
ダーウィンは、1809年生まれという。
様々な事柄に興味を抱き、片っ端から首を突っ込んでは
研究をした人なんだな。
フジツボの研究は、8年間だったそうな。
ダーウィンの種の起源に書かれているそうな。

水中で接着する粘液を作ることのできるフジツボ。
その液は、90%以上がたんぱく質で構成されている。
いまだ人間の手で再現出来ていないそうな。

ちなみにセメントは、古代エジプト人がピラミッドにも使用している。
が、フジツボの固着液は、そのセメントとはまるで違う物質。


Charles Robert Darwinがフルネーム。
ダーウィンは、勝利する人という意味?



世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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