ん?
違うなぁ。
悩みではなく科学だべ。
子供がDVの恋人と別れられない。
どうしたらいいでしょう?
などとラジオで相談するわけないか。
昨日の子供科学相談室で藤壺とダーウィンとセメントの関係を知る。
子供の質問は、海水の中なのにどうして固着出来るのか?
そも富士山に似た形なのでその名前を持つ貝。
いや、それが貝ではない。
昨日の午前中
新雪が突風に
飛び舞っていた。
向こうが霞んでいる。
68歳もWikipediaしてみる。
エビや蟹と同種で甲殻類。
甲殻類なら脱皮する?
そう殻は、そのまま底部を大きくしながら肥大させる。
が、中身の外皮は、脱皮する。
噴火口の部分から外へ捨てるのだそうな。
甲殻類なら美味い?
大型の藤壺は、高級食材なのだそうな。
ちと話しが逸れる。
スーパーで毛ガニの値段を見る。
サイズは、MのSくらいか。
5000円近い値がついていた。
毛ガニは、北海道庶民の手に負える食材ではなくなっている。
藤壺は、ホタテなどの養殖場の厄介者。
船舶の底にも付着して船の性能を落としてしまう。
そこで付着防止剤を塗る。
以前は、有機スズ化合物が使用され海水の汚染問題となった。
現在は、亜酸化銅が代替えされている。
色は、赤色。
そう大型船の底が赤いのは、亜酸化銅のせい。
養殖場の厄介者をさらに数年かけて大きく育てて食材にする。
そんな流通もされているらしい。
フジツボ通販をキーワードにしてでインターネット検索をしてみる。
青森の海の幸直販所で取り扱いしていた。
200g:2060円 5個前後
500g:3980円 10~13個
1kg換算だと8000円。
殻付きであることを考えると確かに高級品ではある。
さて、なぜくっついていられるか?
卵の時代は、親の貝殻の中。
ちなみに親は、雌雄同体なそう。
孵化して海中に泳ぎ出す。
一月ほどでキプリス幼生に変身。
キプリス幼生とは、甲殻類や貝類の幼年期。
その後固着場所を探し歩く。
見つけたらセメント腺から粘液を分泌して固着。
これらの観察をダーウィンがしていたんだと。
ダーウィンは、1809年生まれという。
様々な事柄に興味を抱き、片っ端から首を突っ込んでは
研究をした人なんだな。
フジツボの研究は、8年間だったそうな。
ダーウィンの種の起源に書かれているそうな。
水中で接着する粘液を作ることのできるフジツボ。
その液は、90%以上がたんぱく質で構成されている。
いまだ人間の手で再現出来ていないそうな。
ちなみにセメントは、古代エジプト人がピラミッドにも使用している。
が、フジツボの固着液は、そのセメントとはまるで違う物質。
ダーウィンは、勝利する人という意味?
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター