昨日は、春そのものな一日。
朝から晴天。
クロスカントリースキーを走って来た。
すでに納めをしていたのでもう一度楽しませてもらう。
うららの陽光は、寒さで凝り悴かじかんだ身を心をそれは見事に蕩とろけさせる。
風呂と同じに日光浴とは上手い表現だと思う。
今までの雪が締まって表面は固く
そこに10Cmまではないけれど新雪が覆っている。
9時の陽射しはまだ斜めから。
雪の結晶が煌めいている。
何処を走ろうが走り良し。
2時間のフルコースを走る。
満足。
クロスカントリースキーを満喫させて貰った午前。
もう一つ仕事あり。
朝のうちに洗って水に漬け置いた餅米を蒸す。
そう、ぼた餅作り。
蒸してしまえば俺の仕事はお仕舞い。
後は、女房に任せて仕上がりを待った。
餅米を初めて蒸した。
少し時間が足りないようで硬い仕上がり。
しかし、美味い。
丸める時におにぎりの要領で塩水を手のひらに取りまとめてくれた。
ちょいと塩味の効いたぼた餅。
これならたまに作ってもいい。
午後からは、DVD屋とライブラリー経由で夜の買い出し。
おでんのネタを仕込んでくる。
こんにゃくも必須。
手綱にして味を沁みさせる。
使うのは生コン二ャク。
いつもの棚にそれがない。
その代りに北海道産生芋使用と書いた新しい銘柄が鎮座していた。
前のは生こんにゃくと表示していた。
売り場係りが居る。
解らなければ聞いてみる。
これは、生芋使用と書いてある。
生コンニャクという意味?
えっ?
な顔を返された。
生コンニャクとコンニャクの違いが判っていないらしい。
という俺も正確には、知らない。
生コンニャクの方が瑞々しく滑らかな食感でコンニャク芋の風味が高い。
これは判る。
がその作り方違いを述べよと言われると解らない。
調べてみると粉か生芋かの違いだけなのだそうな。
いあや、そこまでなら知っていたぞ。
俺が知りたかったのは、生こんにゃく芋使用で生コンニャクなのか?
という疑問。
そうそれだけの話のようだ。
おでんが食べたくなるのは寒い時期。
大きな土鍋に一杯の具を入れて長時間静かに煮込む。
出汁のこんぶ、干しシイタケ、鰹節の味が具の芯まで染み込む。
具からもそれぞれにそれぞれの味が出る。
ちょいといい映画を女房と観ながらビールを喉に流す。
じゃが芋がほろりと砕ける。
いい味に仕上がっている。
先祖に感謝し祈るのが春分の日。
俺たちが今ここに居る。
先祖が脈々と受け継いだ証。
ありがたし。
おでんは、二日目が最高の仕上がりになる。
今夜も野菜の具を足して楽しむつもり。
世に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
斜めから見る習性は、周囲に疎まれる。趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター