相手は、直下の大宮でアウェイ戦。
１９時開始だが気温が３０度を超えている。
暑さに不慣れな札幌にとってハンデがある。
エース都倉もいない。
予想布陣では早坂を前線だったが、そこに菅大輝が入る。
彼の運動量でかき回す作戦。
嵌まらず。
女房ともども大好きな
エンドウ豆の鞘が
鈴なってきた。
ヘイズが持つとゴールの臭いがしてくる。
が、相手ホームの試合。
守備のほころびは見せない。
札幌も同じく隙を作らない。
前半は、０-０で終了。
試合が大きく動き出した後半。
４７分と４９分開始早々に２点を与えてしまう。
サッカーに置いて２-０は危険なスコアと言われる。
Qolyというサイトが２０１５年のプレミアリーグを例にとり調べている。
結果からいうと２-０で先制した試合の大半は、そのまま勝利。
これは当たり前の数字。
以前に先取点を取った場合６５％は、そのチームが勝利する、を見たことがある。
２-０スコアが１４５試合。
２点先制した試合で勝てなかったのは、僅か１１試合のみ。
残りの９２．４％は、勝利している。
違う舞台の話とはいえ、順当な数字に思える。
昨日の大宮は、７．５％の確率圏に入ってしまった。
その原因は？
札幌が諦めなかった。
大宮は、勝てると思い気持ちが守備に切り替わる。
札幌は、反対に追いつけると思っていた。
１点目を返した場面：YouTubeに選手たちの表情から読むことができる。
やっと大宮サッカーに馴染んできた感の大前少し元起君を
ごくろうさん、と勝ちを確信した態で６３分に退かせている。
大宮先取点場面YouTube
スロ－インからのこぼれを、大前の振り抜いた左がラッキーな１点目。
こぼれを予測した位置取りと、思い切りが先制点に繋がる。
大宮追加点場面YouTube
GKからのロングボールを３本目で大前シュート。
倶の弾きをＦＷ江坂反応してゴール。
僅か２分間で２点の出来事。
交代選手は、今季１１試合出場しているマテウス。
プレイ時間４３５時間と言うから大宮の控え選手と言う位置づけ。
得点は、１点。
シュート本数７本
シュート決定率は、１４．２９％。
と前目の選手ではあるが試合を組み立てるプレイ。
札幌にとっては、危険が減る。
楽勝と思っていたゆるんだ心に、
１点返したことで大宮の緊張が走る。
鉢巻を絞める。
勝って兜の緒を締める。
ふんどしを締め直す。
勝っているときほど気持ちを締め直すことは必要になる。
そして皮肉にも同点の起点になったのがマテウス。
彼のハンドで得たＦＫだった。
札幌が追いついた２点は、福森。
得意のＦＫ２発だが、１点目は小野伸二。
２点目は、ヘイズにそれぞれ０．２を計上しよう。
１点目の間合いの長い事。
予想だが伸二が焦らせと指示したのではないだろうか。
２点目は、ヘイズのキッカーが五分五分の可能性あり。
相手ＧＫは、１点目を完全にしてやられた。
２点目は、より警戒が増す。
福森を意識しつつヘイズも予想せざるを得ない。
ヘイズのＦＫも脅威を持っている。
とは言え、福森の技術と頭脳とハートが獲った２点は素晴らしい。
試合後のコメントが冷静に自己を分析している。
回りから冷静と見られる福森だが、気持ちを表現することが苦手な人間なのだろう。
試合は２点目のゴール直後終了した。
彼の胸中には、大きく熱い感情が膨らんで見えた。
それをどう表現していいかわからない。
判らないから目と口元で強く抑えている。
なんとも器用なのか不器用なのかそれこそが解らない選手。
ともかく負けると降格圏へと交代してしまう。
非常に大きな勝ち点１。
相手大宮にとっては大きな痛手となったドロー。
休み明けの１戦目、大宮は補強で二人の超大型ＦＷを獲得した神戸、
札幌は、守備が崩壊した浦和と対戦になる。
浦和は、今日新潟との対戦でよもやがある可能性を秘めている。
ペドロピッチ監督が辞任の危機もある。
その結果いかんは札幌にとって関係ない。
浦和は、浦和。
札幌は、相手の事情に関係なく浦和を撃破しなければいけない。
昨日の試合でヘイズは、９０分プレイした。
ヘイズの替えがいないのだから当然とはいえ
復帰してからの前４試合は、終了間際までプレイしている。
体調は、万全と見ていい。
都倉、ヘイズ、ジョイと三枚の強力ＦＷを擁することになる札幌。
ＤＦの要の増川も戻る。
後半戦の巻き返しが楽しみになる。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味：ロードバイク／ クロス カントリースキー／ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
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