軽く水洗いしてヘタを取り除く。
水を拭いてビニール袋へ入れる。
5%の塩をして空気を抜き密閉する。
これほど低塩にしても室温で1年保存出来た。
梅自体の防腐効果のお蔭と言うことになる。
塩漬けは、水分が抜ければ成功。
重ならずに並べて出てきた水分をまんべんなく行きわたらせてゆく。
水分が全体を覆うように成れば後は、1月くらいであの梅干漬けの色になる。
そこで梅を3~4日天日干しすればOK。
皺皺に成れば仕上がり。
従来は、20%ほどの濃塩で漬ける。
天日干しの後、塩抜きのために水に入れる。
俺の方法ならこれがいらない。
去年は、2Lを5Kg。
今年は、4L~5Lと大玉。
果肉もたっぷりな分、水の出が速い。
ビニール袋漬けだと天地替えし易いのと中の様子が見えて取り扱いが楽。
低塩でも全体に塩水が回りやすいのでカビも生えずらい。
カビ発生があっても発見しやすく、取り出しやすい。
雑誌で重し
発送で数個傷付になっていたものを女房と食す。
去年も食べているのに皮のまま食べていいの?
まるで桃だね。
と、同じセリフ。
梅干の種は、観音様ではない?
俺は、梅干しの種を飴玉のようにいつまでもしゃぶっている。
若いころは、殻を歯で砕いた。
観音様と呼んでいた白い種が二度目の楽しみ。
あれは、なぜ観音様と呼ぶのだろうと思っていた。
大人になってからは、なるほどと納得していた。
形が似ているし、すぐに現れない。
が、間違いであったことが今朝判明する。
梅干大辞典というサイトに書いている。
あれは、天神様と言うのだそう。
大宰府天満宮の神となった藤原道真が
好んだことから天神様と呼ばれるようになった。
正式には、仁と呼ぶ。
こりぁ、天神様と言うより観音様じぁないか。
えっ、そうは思わないか?
という奴がいて俺にまで繋がったんだな。
チョイと渋さありでキシキシした歯触り、甘い訳ではない。
少しずつ縦に亀裂を加え乍ら割る。
そうした行程が楽しい。
もう出来ない芸当となる。
口中で楽しむと言えば飴玉。
それも変わり玉。
子供時分によく与えられた。
貧しい時代のおやつ。
これも硬いのでなかなかかみ砕くことが出来ない。
歯の丈夫だった俺は、普通の飴ならすぐに砕いてしまう。
変わり玉は、噛み砕けない。
長い時間が楽しめる。
今時は、スーパーで見かけることはない。
いや、もしかして棚にあるかもしれないがそのコーナーを見ることがない。
緒糸ちょいと賢作してみる。
やはり玉飴は、全国で2か所しか製造していないらしい。
あれは、どんな風に作られているのか?
転動造粒製造法というのだそう。
最初に核になる粒を作り次に違う色の飴を乗せてゆく。
同系統の製造法は、金平糖製造法。
ドラムの中で回転の角度や熱の加え方で作ってゆく。
この飴は、今どんな色に変化しているのだろう?
と、舌の上に乗せて見てもらう。
間違って落とすことがある。
途端涙目になる。
梅干作りをしながら観音様から変わり玉を思う。
もうすぐ67歳のジジィーでありました。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
俺の開発した
特製三升漬け「ひいぃっ!」、
山わさびのメーアレデッヒは、 「うめど~」
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