落ち合う場所は、白石サイクリングロードの厚別南中学。
事前に地図を見て確認。
大谷地の地下鉄駅を過ぎてからだな、と覚える。
9時30分の約束。
少し早い時間到着。
いない。
俺は思い込みの強いジジィー。
この中学校が約束の場所であるかどうか?
サイクリングロードを離れ学校の正門を確認してみる。
看板は、青葉中学とある。
いつから名前が変わった?
いや、そうではないべ。
目指した場所では、無いということだな。
この脚だけで
レースの過酷さを
知る事が出来る。
コースに戻る。
ジャージを着た集団が歩いている。
15歳~16歳の少年たち。
尋ねてみる。
向こうだと教えてくれる。
その向こうは、地下鉄大谷地駅方面。
戻る。
ああ、ここか。
確かに学校らしき建物がある。
田邊さ~ん。
声が掛かる。
よし遅れずに到着。
通り過ぎてしまいました?
見透かされている。
ここは、正直に。
思い込みで青葉中学まで行ってました、
と応える。
ここから北広島~長沼~由仁のゴルフ場回り。
登りの多い美瑛コースを近々走る。
レースではないけれど苦手な坂をクリアしたい。
結構な距離を登るこのコースでトレーニングなのだという。
そこに割り込ませてもらった。
登りのフォームを見ると腰が引けている。
体重が後ろに逃げている。
俺よりずっとロードの経験を持つ彼女だが、女性の場合は筋力が弱い。
回転を上げなければ登れない。
しかし、腰に負担がかかり重いそうだ。
ケイデンスも出せない。
問題は、フォームを作るセッティングにありそう。
新聞の販売所でふくらはぎが真っ黒だと言われる。
そう、ロードバイク乗りは、平目筋が一番焼けている。
P女史のふくらはぎも見事に焼けている。
俺は、これを平目焼きと命名した。
ツールドフランスが終了した。
大方の予想通りスカイのフルームが個人総合1位で3連覇となる。
最初のステージからダイジェスト版を録画し全部見ていた。
優勝するには、個人の力+チームの力。
そして運。
今年のレースでもそうだった。
力のある選手が何人もアクシデントに見舞われ消えている。
その中を大会通算4勝目を果たしたフルームは、TTが得意。
だが山岳も無難にこなす。
総合的な選手。
アクシデントが起きないように、巻き込まれないように。
それでも2度、3度とアクシデントは在った。
万全の体制がそれを乗り越え結果となった。
面白いのは、アクシデントがあった場合の対応。
メイン集団は、その選手が有力選手だった場合は、
集団に復帰できるまでスピードを落とし待つ。
アルと言う選手が故意か偶然かフルームのパンク直後飛び出した。
それを他の選手が説得して止めた。
アルは、不満な顔を見せはしたがそれに従う。
もし、あのまま先行したとすればロードレース界で彼の居場所はなくなっていた。
止めてくれた選手に感謝しなければいけない。
上の写真は、
ポリャンスキー27歳、イケメンポーランド選手の脚。
ツールド16ステージ目終了直後。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター
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