2017年5月27日土曜日

まりジジィー

俺は今人生の中で短距離走が、一番早いかもしれない。

駆けっこのとても遅い子供時分を過ごす。
俺は、速く走れないと思い込んでいた。

例えば小野伸二のランニングフォームを見ると
何故あのようなバネを利かせた走りが出来るのだろう?
同じ人間のはずなのに。
絶対に筋肉の質が違う。
と思っていた。













今年ベランダに登場した
巨大サボテンと







無論筋肉の質に違いは、ある。
個人差があって当たり前。
だがあのようなリズミカルに跳ね上がるような走りは、絶対出来ないと思っていた。

ところが、最近あれが出来る。


走るフォームをあれこれ教えられはした。
前傾をしろ。
腕を前後大きく振れ。
腿を上げろ。
背中を伸ばせ。
などなど。

間違いではない。

が、着地の仕方を教えてはもらえなかった。

踵で着地していた。

最近、母指球で着地するをやっている。
着地するときは、指をいっぱいに広げて体重を受ける。

踵で着地すると体重の2~3倍がそこにかかるという。
であれば次の動作が緩慢にならざるを得ない。

俺は、ずっと踵着地走りをしていたわけだ。

母指球着地は、裸足で走る人たちの共通の動きだったという。
母指球着地は、足首~膝~腰のクッションで体重の分散が行われる。
着地の瞬間指は大きく広げる。

但、これは一朝一夕では出来ない。
アキレス腱とふくらはぎが強化されていなければ難しい。
徐々にトレーニングして母指球着地ランニングを身に着けるべき。
とは、専門家の話。
これを識ってからちょいと走るとき母指球着地していた。

但、短距離走者のように母指球で着地してそのまま蹴るわけではない。
母指球と指先着地、それから土踏まずに移動させ体重を逃がす。
この動作が出来て初めて母指球着地走法が可能になる。

土踏まずに移動するは、そこをイメージしながらでなければ出来ない。
これが出来ないとフクラハギは、膝への負担が大きく持続して走れない。。

自転車のお蔭なのか夕刊時のトレーニング成果も
加わってか短い距離なら膝や腰が
悲鳴を上げることなくランニング出来るまでになった。
3~4Kmくらいは、軽くいける。

そして過日、小野伸二のような走りも出来てきた。

毬が撥ねるような走り方。
他人が見たらあのジィーさん、軽快な走りしてるぜ。
と言ってくれそうな走りが出来たことに嬉しさ満載の66歳なのであります。

動かす、支えるの筋肉が伸び縮みすることで運動となる。
が、それを指令している神経:脳無くしては、始まらない。

何も教えずに出来る人もいるだろう。
只、大多数は、俺のように学んで出来る様になる。

学ぶ、がとても大切な過程なのだ。

脳が出来ても筋肉がそれを表現できなければ出来ない。
筋肉がそれを体現出来た時、
おっ、それそれと納得を生む。


北海道コンサドーレ札幌のここ最近の試合では、攻撃の芽が摘まれている。

札幌自慢の3ボランチを強くマークされる。
サイドは、5バックにしてクロスを入れさせてもらえない。

正確な都倉へのボールが供給出来ない。
セットプレイも都倉マークがきつい。

俺が見ていても判るくらいなのだからチームは、理解している。
どう攻撃してゆくか。

要するに頭脳の使い時。

今夜は、アウェイ鳥栖戦、 チームとしての熟成度が試される。




このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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