駆けっこのとても遅い子供時分を過ごす。
俺は、速く走れないと思い込んでいた。
例えば小野伸二のランニングフォームを見ると
何故あのようなバネを利かせた走りが出来るのだろう?
同じ人間のはずなのに。
絶対に筋肉の質が違う。
と思っていた。
今年ベランダに登場した
巨大サボテンと苔
無論筋肉の質に違いは、ある。
個人差があって当たり前。
だがあのようなリズミカルに跳ね上がるような走りは、絶対出来ないと思っていた。
ところが、最近あれが出来る。
走るフォームをあれこれ教えられはした。
前傾をしろ。
腕を前後大きく振れ。
腿を上げろ。
背中を伸ばせ。
などなど。
間違いではない。
が、着地の仕方を教えてはもらえなかった。
踵で着地していた。
最近、母指球で着地するをやっている。
着地するときは、指をいっぱいに広げて体重を受ける。
踵で着地すると体重の2~3倍がそこにかかるという。
であれば次の動作が緩慢にならざるを得ない。
俺は、ずっと踵着地走りをしていたわけだ。
母指球着地は、裸足で走る人たちの共通の動きだったという。
母指球着地は、足首~膝~腰のクッションで体重の分散が行われる。
着地の瞬間指は大きく広げる。
但、これは一朝一夕では出来ない。
アキレス腱とふくらはぎが強化されていなければ難しい。
徐々にトレーニングして母指球着地ランニングを身に着けるべき。
とは、専門家の話。
これを識ってからちょいと走るとき母指球着地していた。
但、短距離走者のように母指球で着地してそのまま蹴るわけではない。
母指球と指先着地、それから土踏まずに移動させ体重を逃がす。
この動作が出来て初めて母指球着地走法が可能になる。
土踏まずに移動するは、そこをイメージしながらでなければ出来ない。
これが出来ないとフクラハギは、膝への負担が大きく持続して走れない。。
自転車のお蔭なのか夕刊時のトレーニング成果も
加わってか短い距離なら膝や腰が
悲鳴を上げることなくランニング出来るまでになった。
3~4Kmくらいは、軽くいける。
そして過日、小野伸二のような走りも出来てきた。
毬が撥ねるような走り方。
他人が見たらあのジィーさん、軽快な走りしてるぜ。
と言ってくれそうな走りが出来たことに嬉しさ満載の66歳なのであります。
動かす、支えるの筋肉が伸び縮みすることで運動となる。
が、それを指令している神経:脳無くしては、始まらない。
何も教えずに出来る人もいるだろう。
只、大多数は、俺のように学んで出来る様になる。
学ぶ、がとても大切な過程なのだ。
脳が出来ても筋肉がそれを表現できなければ出来ない。
筋肉がそれを体現出来た時、
おっ、それそれと納得を生む。
北海道コンサドーレ札幌のここ最近の試合では、攻撃の芽が摘まれている。
札幌自慢の3ボランチを強くマークされる。
サイドは、5バックにしてクロスを入れさせてもらえない。
正確な都倉へのボールが供給出来ない。
セットプレイも都倉マークがきつい。
俺が見ていても判るくらいなのだからチームは、理解している。
どう攻撃してゆくか。
要するに頭脳の使い時。
今夜は、アウェイ鳥栖戦、 チームとしての熟成度が試される。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター