2017年5月18日木曜日

坂道ダンシング

ここ1週間は、回復の日々と心得ていた。
俺自身がなんとなく走りたくないと駄々をこねているような。

札幌にはリラ冷えという言葉がある。
リラはライラックのこと。
ライラックの花が咲く頃に冷え込むことをこう呼ぶ。

冬が明けて春仕様に体が変化してからの寒さ。
冬に比べればなんてぇ事のない寒さなのだけれどこれが堪える。

寒いのほうより気持ちの方。
寒い時は当然お日様が出て来ることが少ない。
曇ったり、雨が降ったり。

多分自律神経が混乱しているのだろうと思う。
そして鬱々する。






ベランダに咲いた
ミニカトレア







とはいえ全く走らなければ筋肉が駄々落ちしてしまう。
3日に1回は30Km以上を走ることはした。
毎日夕刊でトレーニングはしてはいる。
どちらか言うと下半身の瞬発力トレーニングと言うところ。

平均5段数で約150軒の階段を素早く上がり下る。
後半になるとスピードは、疲れで半減している。
多少なりとも下半身の筋トレにはなっているのだと思う。


昨朝は久しぶりで好天を約束する空だった。
前日からの予報もそう報じていた。

ちょいと100kmほど走るべか。
鬱を転じさせようと思う。

が、歯医者の予約が10時30分で入っていた。

だば、致し方なし。
滝野を登ってきた。

手稲山で記録が落ちてがっくり来ている。
なぜかを考えていた。

なんてぇ事はない、拘り過ぎだ。
なににこだわっていたのか?
ケイデンス。

ケイデンスが上がると登坂が楽なのは理解できる。
が、俺のような心拍数がMAX170の人間に
急こう配の高ケイデンスは無理。
もう一つハムストリングの力もまだまだ弱い。

ケイデンスを上げるために
シートポストを変えてサドルを前にした。
クランクを短くした。
フロントギアを50から48に落とした。
確かにフロントアウトでリアの最初からから最後までを幅広く使えるようになった。
が、キツイ坂:手稲山では、最後のギアまで使って
ケイデンスは、60台が限界。

それならば、ダンシングの出番でしょ。
と気が付いたというわけ。

で、昨日はダンシングを多用してみた。
家から家へ
総距離 31.75Km
タイム 1時間15分41秒
平均 25.17Km
平均ケイデンス 77rpm
平均心拍数 131bpm
最大心拍数 161bpm

坂道ダンシング
ギアチェンジのテクニックが一つ増えた。
と言うのは、登りでスピードが落ちかけた時ケイデンスを上げるより
二つから三つリアのギアを上げてダンシングした方がスムーズにスピードアップできる。
スピードが乗ったら2~3ギアを落としスタンディングでスピード維持。

勾配のきついところほどダンシングを通す。

これで昨日の滝野をやっつけた。

こんな当たり前に気付く。
恥ずかしい話なのだ。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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