2017年5月21日日曜日

1勝2敗の腹立つ日

一昨日の夕刊配達の事
途中で男の子たちが近寄ってくる。
どの顔も深刻な顔をしている。

あのぉ、
小さな男の子見ませんでしたか?
青い服で4歳くらいです。

見ていないけど、どうしたの?
突然いなくなってしまって。

家に帰ってないの?

はい。

もう30年も前になる。
俺の住む街のすぐ隣で城島君事件があった。
9歳児が突然行方知れずになった事件。

この事件が頭に浮かぶ。

まずは、新聞の配達を終えさせようと急ぐ。
おじさんも探してみるから。
名前は、ルイ君。

見つけたら友達が探しているよ、と教えてあげる。





少しだけど
僅かだけど
時間は過ぎ
水は旅をする。





30分ばかりの残りを急ぎ配達し終える。

あれっ?2部余った。

散漫になった集中力のせいか?
そうなら申し訳ないけれど。
未配があればお客様が連絡をくれる。

最悪で事件だったとすれば初動捜査が重要になる。

周りをグルリ見回る。

それらしい子は、いない。
もう一度仲間の子たちを探す。
先ほどの近くにいた。

声を掛けてくれた子に聞く。
さっきの子いた?

いました。


ほっとする。
よかったねぇ。

ありがとうございます。

この子で7歳くらいだろうか?

この言葉が66歳の胸に深く重く、優しく広がった。

心の中で達者で暮らせ。
と呟きながら帰る。

販売所で事の顛末を手短に伝える。
そして2部余った、と伝える。

販売所は、
クレージィーキャッツの如きにハレヒロホロハラとこける。

次の日の昨日、販売所に出所。
未配の通知は、なし。

部数の数え間違い。


目出度しメデタシ。

しかも北海道コンサドーレ札幌のアウェイ新潟戦。
ハーフタイムまで0-0を見ての後。

試合は、札幌ペースでいつゴールが得られるか?
と言う展開。

女房が帰宅してからの夕飯を頂きながら、DAZNで見逃し観戦。

ただなぁ、コンサの形勢が有利に限って思わぬ失点で負けゲームがあるからなぁ。
不吉な予感が的中。
カウンターの一発が致命傷となる。

流石2004年からJ1を戦い抜いている新潟。
守られると札幌では歯が立たない。

甲府戦でもそうだった。
長年J1で降格圏にうごめくチームは、守ると強い。

アウェイと言うことで落胆は最大にはならない。
でも腹立つ~!!

すぐにチャンネル切り換え、村田諒太の世界戦。
ひさびさ重量級世界チャンプ誕生の流れ。
12ラウントを終えて判定は?

えっ!
えええっ~!!

関係者が見ようが素人が判定しようが間違いようのない村田の勝ち。

が、相手アッサムの手が上がる。
ダメージを与え、終始試合を支配していた村田が負け。
ジャブの本数が多いというポイントでアッサム勝ちということらしいのだが。


試合に勝って勝負に負ける。

土俵際まで持って行きながら、勇み足で負けてしまうような。

なんとも腹立たしい試合。

と言うことで1勝2敗な日に腹を立てながら
眠りについた66歳でありました。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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