2017年5月24日水曜日

どんな虫

66歳にして今日、初めてブリッジ保持者となる。

橋持ち。
痔主ではない。
橋歯主。

30歳半ばまで歯医者なんぞに全く縁のなかった俺。
それが虫喰いが出てきて歯医者デビューをした。
最初は喰われた個所を掘って穴埋め。
そこがさらにいかれて銀歯の冠。

今度は、2月にそこが歯周病で抜歯。
今回は、抜歯した歯茎が固まり橋渡しで埋める。

女房がブリッジは、食べ物が挟まる。
とこぼしていた。









虫歯のイメージ造形
画像:歯の博物館より






ところで喰うと食うの違いは?
漢字語源辞典では、
食は、食器に食べ物を乗せ蓋をした状態。
でそれに口を付けたのが喰う。

喰うは、日本で作られた漢字:国字なそう。
元々の食べるをさらに強調した文字だと。



女房は、随分前から
三食ごとに歯磨きと歯間ブラシでケアをしていた。

俺はと言えば朝晩の2回をシャッ、シャッ、シャッとやるだけ。
これが50歳くらいまで

歯周病で出血したり歯茎が腫れたりしだしてから
歯ブラシをしっかりやるようになる。
何かに備えて予めの行動が出来ない典型だな。

ハンドブラシは、面倒なので音波歯ブラシを使い始めて10年くらいになるか。
現在は、電動歯ブラシ。

俺は、歯磨き粉なし派。
歯がくすんで来たらシャイニング剤入り
ハクサンシコウを年に数回使用。

今は、歯磨き粉とは言わないか。
んん?やっぱりそう言う。
練り歯磨きなのに粉とは、何ぞや?

まぁ、どうでもいい話は、置いておく。

俺の話にためになる話なんぞついぞお目にかかったことがない?
それもそうです。

今更ながら不思議に思う。
虫歯の虫ってどんな形?

歯を磨かないと虫歯になる、と言われた。
食べカスを虫が喰う。

だから歯磨きをしなさい。
今時虫がいるなどと思う人は、いないだろう。
顕微鏡が無く科学の進んでいなかった時代なら確かに虫が喰って見える。
目に見えない小さな虫とでも考えたのか。

今一度、復習してみる。

まず食べ物ありき。
つまり食事をしなければ虫歯にはならない。
そんな訳にはいかないので食べる。

食べ物のカスが歯に残る。
食べかすに嫌菌が棲む。
嫌菌は、酸を生成して自分たちの住みやすい環境を作る。
これが歯垢とかプラークと呼ばれる嫌菌の固まり。
更に酸は、歯の保護膜エナメル質を溶かす。
エナメル質に穴が開くと象牙質が剥きだしになる。
象牙質は、嫌菌たちの格好の餌食となる。

一応嫌菌を説明しておく
菌は、いろいろな区分け方がある。
その中の一つの方法に好気性細菌と嫌気生細菌がある。
縮めて好菌、嫌菌。

大腸菌などは、嫌菌。
ゆえに嫌菌は、我々に嫌われる菌ではない。

簡単に言うと空気:酸素を好む菌と嫌う菌。
口中の嫌菌は、歯にとって害をなす菌の種類と言うことになる。

次に歯周病。
歯と歯肉の間が、健康な状態だとぴったりと接触している。
が、歯肉近くの歯垢は、虫歯と同じように歯肉内の歯を溶かし深く浸食してゆく。
嫌菌たちは、酸素が嫌い。
歯肉の深くに巣食った歯垢は、酸素もなく嫌菌の絶好の住処と化す。

そしてや歯肉炎を起こし歯茎が痛む。
土台の骨まで溶かされてしまう。
そうなると歯は、神経への刺激も強くなる。
そして、ぐらつき抜くしか処置はなくなる。

俺の歯の一部がもうこの状態になったのが1本。
これは抜歯済み。
そしてもう1本が、最終段階。
他にも候補数本。
これを抜かずに少しでも長持ちさせたい。

で、歯周ポケットケアを模索した。
ブラシでは、届かないらしい。
かといって毎日歯医者で歯垢除去というわけにもいかない。

長くなった、今日はここまでにする。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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