年配には、無論敬意を払う。
そして年少者にも。
先輩面をしたり上司面をする人間が嫌い。
先に生まれようが後だろうがどこが偉いのか。
夕刊の配達仲間に自閉症者がいる。
彼とよく会話する。
貼り絵作家:山下清昨
画像:pinterestより
山下清は、旅で記憶した場面を貼り絵で再現した。
記憶力の深さは、ASDの特徴でもある。
世界では、自閉症者優遇企業が増えているという。
然もありなん。
あの人たちの記憶力は、身近に接してみると
深海同様の深さであることが判る。
THE WALL STREET JURNALの記事
自閉症者を積極採用―独SAPや米フレディマックの取り組み
SAP社の自閉症プログラムの責任者ホセ・ベラスコ氏コメント抜粋
同氏は彼らが「非常に緻密な性質」を持ち、
あいまいでない厳密な結果を好むと指摘、
「われわれはこういった強みに着目し、
そういった性質が組織で高く評価されるような場所を探したい
SPA社:独ソフトウェアメーカー
知り合いから聞いた話
息子さんが自閉症だという。
一度通ったことのある道順を克明に再現できる。
彼が同乗するとカーナビいらず。
だが、仕事に就けない。
自閉症自立支援センターでの単発的な肉体労働をする。
が、収入は自立などほど遠い世界の話。
親は、ずっと心配とその責任を背負っている。
アメリカの調査で米児童の1.5%が
ASD:自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群。
彼らにしかできない仕事が沢山有りそうだ。
彼らは、特別な才能を持った人たちなのだから。
その能力を活かしてもらう動きは、着実に成果となっているよう。
デンマークのスペシャリックス社では、2009年から
ASD専門に個人的、社会的、専門的なトレーニングプログラムを持つ。
そしてそのスキルを身に着ける教育を営業している。
世界にそのモデルが拡がりをみせているという。
前述のSAP社や、マイクロソフト 、
米国フレデリック社等は、スペシャリックス社と連携して
彼らのより高いスキルアップをしているという。
彼らを病気とか社会的弱者などと括らず、特別な才能を持った人。
と考え社会の中で活躍できる場面が広がればいい。
そんなことを考える66歳でありました。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター