2017年5月2日火曜日

和製 敗戦的 

日本に渡来してからオリジナルな変化を遂げた物は沢山ある。
その一つに和製漢字。
国字、和字、倭字、皇朝造字とも呼ぶ。
篠は、笹となり。
動くが働くだったりするらしい。

サッカーは、蹴球と呼んだがこれは和製漢字と言うより和名になる。

4月30日にJ1第9節が行われた。
リーグ戦では、勝利点の積み重ねにより順位が決まる。
勝利3点
引き分け1点
敗戦0点

北海道コンサドーレ札幌は、前節磐田戦をドローで終えてしまった。

前半2点先取を後半追いつかれたもの。
なんとも勿体ない。

ところで勿体とは、なに?
勿体を辞書で引くと
ふさわしい、ちゃんとした様子、体裁、威厳となっている。
勿体は中国では、物体。
つまりは、そのものの姿。






我が家の
眼下に見る
今朝の蝦夷山桜






日本では威厳ある態度の意味に変化して字も勿体となる。
とは国語辞典サイト。
牛偏を失くした勿は、和製漢字だという。

ちなみに物と言う漢字の成り立ちが面白い。
牛偏に勿。
勿は、吹き流しがなびく様子だという。
牛をいけにえにして病気祈願のお祓いをした。
その時、弓に細長い布を付けて手に持って祓った事が物の語源らしい。
神主が祓う道具は、幣:ヌキと呼ぶ。
勿は、幣であるということ。

神聖なもの、厳粛な場で不当な行動をしてはならない。
重々しい行動をしなさい。
勿体ないことは、いけない。
からさらに変化して
不当な扱い、不行き届きの意味も持つ。


コンサドーレの話だった。

スタジアム気温が23.7度となっている。
終了までこの気温であったと思われる。
磐田市の気温を調べると試合時間の15時~17時までは
20.5~20.6度Cとなっている。
気温の変化がない。

チームの総走行距離を見ると
コンサドーレ 112.21Km
磐田 108.703Km

コンサドーレが走っている。
ところがあの都倉が足を攣らして82分交代
ミヤザーも89分交代。
疲れ切った顔。

前半は、札幌のアグレッシブな攻守がさえわたっていた。
その結果2点を先取した。
札幌は、折り返しで60分に1点を返されると積極的という意識が飛んでしまう。
替りに不安の意識が芽生えた。

それは、気温のせいだと俺は見た。
札幌は、20度Cどころか15度Cにもならない日が続いている。
そんな環境下でのトレーニングなのだから暑さに不慣れ。

先の23度Cなら動きにプラスになるのでは?
と思われるだろう。
ダッシュを繰り返し1試合10Km~12Kmを走る。
札幌の選手にとっては、暑い。

体力が奪われる。
気力は落ちる。

相手磐田は、MFの山本康輔が6分負傷交代した。
その上前半39分に若手の成長株FW小川航基を出した。
後半は、1名しか交代枠がない。

札幌ベンチは、暑さと試合状況を見誤った。

最初の交代が2点返されてからの69分金園から内村。
二人目は、82分都倉から伸二。
三人目は、89分宮澤から進藤。

前半は、札幌ペース。
後半は、後手を踏んでいた。

磐田の得点は、60分と65分で早い。
その後ひっくり返されなかったことは佳とする。
が交代タイミングの間違い。

勝ち点2点を失う惜しい試合になった。

9試合終了で勝ち点9。
1試合✖1.2倍が残留条件。
次のホーム戦で勝利してやっとその式にあう勝ち点となる。
その相手は、ずっとどんべだった大宮。
前節浦和に1-0初勝利。
これから調子を上げてゆきそうな気配を見せている。

どんな展開が待ち受けているのだろう?


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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