2017年4月9日日曜日

蛸釣った

水に濡れてしまうことを蛸釣った とは女房の故郷別海の方言なのだそうな。
どんな由来があるのかもわからない。
が、海辺で遊んでいて濡らしてしまったとき母親にそう言っていたと教えてくれた。

鯛を釣るなら判る。
魚の王様が釣れた。
で、目出度い。

蛸の八本の足は、水中で全部濡れているさまから出来た言葉なのだろうか?

いや、そんなことはどうでもよい。
昨日の朝。
俺は、天より御託宣をいただいた。
札幌ドームが沸く、と。




そして
これは失礼
負け試合に
茫然の500名以上の
東京サポーター





再び失礼
これも負け試合に
うな垂れ重い足取りの
FCイレブン。 


この写真は、
拡大して見よう。
今にも抱き合おうとする選手や
ガッツポーズの選手が数人。












試合前の横断幕
チャットと共に
深井への激励が
ドームを包んだ。



先制点を入れられた。
東京のスピードについていけない。
簡単にエリアまで入られてしまう。

ところが東京は、アクセルを緩めた。
勝負事で気を緩めると痛い目にあう。
幾ら札幌が格下であろうとそれなりの武器を持つ。

前半30分頃からの話。
ジユリーが盛んにエリアへの突破を試み始めた。
東京が気持ちを緩めたことと、
東京のスピードに慣れてきたことがコンサの勢いを付けさせた。

敵陣へ攻め入る回数が多くなる。
そんな中のCK。
兵藤がDFをニアに引っ張る。
GKは、ニアの警戒。
エリアど真ん中へ勢いを付けて走り込みジュリー値千金の今季初ゴール。
相手は、マンツーマンでディフェンスしていたが福森の精度勝ち。
札幌の高さは、福森の左足と合わせて脅威を与える。

沸いたぞう、
沸いたねぇ。
沸いたよなぁ~、
沸いたわ~。

ドカンドカン、で大はしゃぎ。
前の席を占める連中は、俺たち3人にハイタッチを要求してくる。
何度も、何度も、なんども。

66歳の細いまなじりにちょいと汗が滲む。

前半42分のことだった。

後半の入りを心配していたのは、コンサ通の友。
もっとガンガン来ると思っていた。

来ない。
むしろ淡々と見える。
前半30分過ぎのアクセル加減。

55分、ウタカが登場。
東京のデータでは、70分過ぎの得点が半分以上を占める。
そこに奢っていた。
いつでもゴール出来ると舐めていた。

しかし、コンサDFは、集中している。
59分右サイドからのクロスがエリア内の都倉楔くさび でジュリーに落とす。
ジュリー左足一閃。
DF顔面直撃。
こぼれを兵藤、ゴール前都倉へ丁寧に渡す。

顔面急襲されたDF転がっている。
都倉冷静にその外に身を置き返していた。
クールでなければオフサイドの場面。

兵藤からのごっちゃんパスに落ち着いて左で流し入れた。

何度も阻まれたシュートが、やっとゴールの口をこじ開けた。
コンサ選手の執念、怨念、なんだんねん。

逆転
大逆転、
大大大金星~~~。
16948人のコンササポーターは狂喜乱舞。
東京からの勝利を確信した。

いや、500人~600人は東京のサポーター。
16400人と言い直しておこう。

満身創痍になりながらコンサ戦士は、戦い抜いた。



75分交代
左太もも故障のジュリー。
84分
珍しく都倉も交代
ベンチで両足をテープで
貼りつくしている。





俺は、今年を確信した。
残る。
J1残留。
6試合で勝ち点7点。
試合数×1.2が俺の考えるコンサの目標勝ち点。

札幌に負けた上位チームは、優勝できない。
札幌ドームは要注意で乗り込んでくるだろう。
厳しい試合のどれだけを手中に収めることが出来るのか。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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