2017年4月29日土曜日

胡は、遠方でかまけるを識る。

床几と書いてしょうぎと読む。
将棋は、無論しょうぎ。

同じ読みの漢字。
床几は、折り畳み式の簡易腰掛け。
若しくは、ベンチ式の縁台を示す場合もある。
胡床:こしょうとも呼ぶそうな。

漢字の成り立ちで
胡は、古がぼんやりした様。
月は、肉を表わす。

多数の意味を持つ漢字。
えびす:
助字として:なんぞ・いずくんぞ
4本足のアゴの垂れ下がり
長命・老人
遥か
でたらめ・いいかげん
外国で作り出された。



今日の話に
なんの関係もない画像。
味噌作り
じゃがいもと大豆と
糀と塩。
今回は大豆を黒豆に
替えて作ってみた




胡床は、胡坐あぐら とも書く。
座ったとき両の膝が外に開く様子から
そのまま椅子なしで床に直接座った様子も胡坐となる。

古くは、正式な座り方で平安時代・鎌倉時代の宮中の女性もあぐら。
が、室町時代になると日本独自の和服の原型が着用されるようになる。
すると女性の下着なしで胡坐は、目の毒になる。
そこで正座に変化していったのだそうな。
それに倣い男子も正座となっていった。

ところで胡は、中国が漢の時代に北方の遊牧民族を意味した。
床几:移動用折り畳み椅子は、北方の民族から伝わった道具。
なので胡床。

外国から伝わったという意味では。
胡瓜
胡椒
胡麻

床几の几は、訓でつくえ、音でキと読む。
ひじ掛けの意味もあり。
以前も書いたが、神前への供物の台。

将棋は、
チェスが起源かと思いきやインドの
チャトランガが始まりではないか、とされている。
将は、軍の指揮官。
棋は、駒で兵士。

相手の将の獲り合戦。
床几は、将几とも書かれ大将や上級指揮官の座る道具。

床几と将棋は、韻を含んでいて面白いなぁと思っただけなのだが
これだけ掘り下げ出来るとはちと驚く。


掘り下げと言えばここ2~3日マイ猫額畑の篩ふるい を行っている。

砂や粉を細かくそろえる道具が篩:ふるい。
作業は、左右に振るので振い、かと思ったがそうではなかった。

俺の腰はこれに弱い。
剣先スコップで土をほる。
掘った土を篩の入れ、中腰で立ったり座ったり。
重いものを手にしてとなるとすぐに砕ける。
そこを騙しだまし行う。

大小数えきれない石が埋まっている。
この猫の額畑を始めて8年くらいだろうか?
やらなくてはと思いつつ季節は始まり、ついかまけていた。

突然へぇ~が現れた。
かまけるを漢字で書くと?
答えは、後で。


根物が作れない。
思い切って始めた篩。
コンクリート塊が三つ大きくて掘り出せない。
この部分を根物に使わずにいればいいか。
いい加減な手打ちで仕舞いとしている感けジジィーでありました。

答え
かまける:感ける



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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