先週今週と約100Kmを走る。
どちらも上級者に混じり金魚の糞走り。
但、その糞にすら成れない。
かなたに列が見えてそのうち目で捉えられなくなる。
今週の走りで皆のハムがぶわっと広がる様を見ていた。
横から見るとよくわかる。
ハムに力が入ろうとするときモモの後ろ側に筋肉が盛り上がる。
その迫力に感嘆していた。
自転車は、ここが一番のエンジンであることが良く分かる。
俺にも欲しい拡がるハムストリング。
去年までの俺ならフクラハギが燃えていたはず。
が、今年はハムストリングが破壊、組成をしている。
それもかなりの強さで。
胡坐の体勢に変えようとすると内腿が攣るぞと脅しをかけてくる。
複合ミネラルを事前に塗り、
仕舞いには塗ってあげても内腿が悲鳴を上げそうになる。
ここがまだまだ出来ていないことになる。
どこまで作ることが出来るのか?
師匠から列を走るときの骨を伝授されている。
とにかく離れない事。
後尾になるにつれて走りは厳しくなる。
信号などで再スタートの時、後尾程先頭との距離が開く。
なのでなるべく列の前側に位置取る様に。
一度離されると列に編入するのは難しい。
風の抵抗を受けずに走る隊列。
教えられても列の速度についていけない。
基本的な脚が出来ていないことには、話にならない。
昨日、師匠から提案を頂く。
今度は、先頭で逃げたら?
どの位で追いつかれるのか?
どこまで逃げ切れるのか?
見えない尻尾を追うよりずっと楽しそう。
破壊された筋肉は、3~4日で強く再生される。
そこでおいらは考えた。
毎日の夕刊でトレーニング。
北海道の住宅は、必ずと言っていい程階段がある。
カブを降りて玄関ポストまでの行き返りの走りを
自転車のための走りに変えた。
今までは、段数をショートカットしたりのヒラリヒラリの牛若丸走り。
これを歩幅を短く回転数を上げる。
かっかっかっかっかっかつかっ!
爪先で蹴って爪先で着地。
150軒を超える軒数。
例えば5段平均だったとして750階段の登り下り。
アウターの前を開いて長袖Tシャツ1枚になっても
背中に汗の大陸が出来上がっている。
これも楽しい。
まだまだ発展途上の66歳である。
幸せなことだ。
このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター