2016年10月26日水曜日

手押し信号 ジョンバ

手押し信号で青を待つ。
先着のママチャリオジンがスイッチの側に立っている。
俺の少し前にそこに立ちボタンを押していた。

いつまで経っても変わらない。

書いてみて改めて字面を見るとおかしい。

いつまで待っても。
もしくは、
時間が経っても なら自然。

それはともかくとして。
この先の大きな交差点と連動している手押し信号。
そこが赤になるとこの手押し信号も作動する。
それが変わらない。
2回くらい変わっているはず。

ボタンを見る。
お待ちくださいとなっていない。

押されてないですね、と言いながら俺はボタンを押す。



今朝の
羊ケ丘の空









先着のオジンが
えっ!
最初は、押したんだぞの強気の顔だった。
押した間もなく信号が黄色になる。


すぐにその顔を引っ込める。
少しムッとした顔から
恥ずかしい、の顔に変化していた。

俺、
押し方が弱かったんだわ。

とっとと走り去って行った。
背中には、自身への怒りが張り付いていた。


もう一つ、同じ信号で、これは、昨日のこと。
先の大きな交差点信号が黄色。
急ぎ手押し信号ボタンの電柱まで走る。

ボタンを見ながらしっかりと押す。
表示が変わらない。
それどころか表示の部分が消えている。
もう一度押す。

すぐ傍から声が掛かる。
変わっちゃいますよ~。
ママチャリに乗った女性の声。
顔を上げると青になっている。

女性は、歩道を渡り切る手前まで来ていた。
向こう側で先に押していたのだろう。
俺が走り始めた時には、誰もいなかった。
が、そこは、自転車。
俺より距離が離れていても先に着いてボタンを押していた。

渡り始めながら、
咄嗟におお~おっ、
ここは自分の頭が整理されていない。
取り敢えず言葉と思うがどんな言葉が良いやらと小さな混乱状態。

まず出たのが、感嘆のおお~おっ。

ありがとう!!
自転車女性の背中にお礼の言葉を掛けていた。


ジョンバという言葉がある。
北海道弁だが語源は?

♪あんなこと言いな出来たらいいな。

長い柄で高く、遠くへ雪を投げる。
これも方言。
投げるは、捨てるの意味。

昔は、木の板。
その前は、大きな半円を描いた竹に、
これまた裂いた竹で編み込み長い柄を付けたもの。
その後プラスティック製になる。

それがジョンバ。




語源は、
北大の前進
札幌農学校時代の
アメリカ人ではないか?
The shovel 
がジョンバに聞こえた。
と言う説がある?












軽いが削れたり割れたりする。

柄の部分は痛んでいない。

アイリスは、考えた。
ecoではない。
壊れた部分だけ取り換えられる仕様にしよう。

柄の部分だけ売る。
ヘッドの雪を掬う部分だけ売る。
簡単に着脱出来る仕様になっている。
昨日、近所のホームセンターで見かけた。

夕刊を配達する家々の玄関フード内には、
並んでいた鉢物が姿を消し
ジョンバが用意されている。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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