2016年10月25日火曜日

雪虫が教えてくれた呼吸法

多量の吸気は、口でするのが良い。
と思い込んでいた、水泳で得た呼吸法。

登別往復200km,10月16日の事。
雪虫がそこかしこ。
中でも虎杖浜の坂に凄い数が飛翔していた。
口を開いていると雪虫の踊り食いをしてしまう。

話が逸れる。
雪虫は、雪の降る直前に
夏場の住処のトドマツから繁殖のために移動する。
行く先は、ヤチダモ。

トドマツの根から樹液をいただいて生活している。
それがなぜヤチダモなのだろう?



今朝の
羊ケ丘の空









雪虫は、すべてメスだが直接産卵するわけではない。
ヤチダモに出産する。
小さな子アブラムシが産み落とされる。

子アブラムシは、すべてオス。
寿命は、1週間程度でその間に交尾する。
食餌のための口もないそうだ。
卵は、そのままで越冬する。
越冬して春卵から全てメスにかえり成熟。
5月上旬産卵してまたメスになる。
またさらに産卵、成熟を繰り返し。
7月翅を付けてトドマツへ移動するという。

なんとも悲しいオスの生態。
立った1週間だけ、しかも餌も食べられず、
ただただ種の保存のためだけに働くのだという。

これほど小さな虫を捕食するのは、同じ虫だろう。
く活動した雪虫は、トンボなどに捕食されているようだ。
雪の降る頃は、寒い。
もう捕食される虫が少なくなっている。
そこを一気に移動するということなのか。
捕食対象になる種の共通の行動。

トドマツの根の樹液は冬季間には、成分が変わるらしい。
雪虫の餌にならなくなる。
で、ヤチダモの樹液を求めるのではないか。
と言われている。
移動のその時再び翅が出現する。

話戻って、
口で吐いて、鼻で吸う。

おやぁ?
いいね、お腹に空気が沢山入り込む。

これを機に口呼気、鼻吸気を試している。
心拍数150以内ならこれで間に合うこともわかってきた。

いままで何度も錯誤を繰り返していた。

呼気を口でするのは、正解。
酸素の使い古し二酸化炭素を体外へ
素早く排出するのは、やはり口呼気が良い。

吸気は、鼻がベスト。
水泳ではない。
自転車の場合、吸気は、いつでもできる。

大量に空気を送り込めるのは、腹式呼吸。

鼻から沢山空気を吸うと腹が膨らむ。
腹式呼吸をする人は、良く分かること。
お腹に空気が送り込まれる。

そんなわけは、無い。
横隔膜が下がりお腹を圧迫する。
で、おなかが膨らむ。

横隔膜が大きく下がれば肺への空気の流入が多く行われる。

具体的には、どう呼吸する?

ペダルの回転リズムに合わせている。

片足毎に呼吸のリズムを刻む。
フッ、フッ、フッ、フッと吐き:口。
スッ、スッ、スッ、スッと吸う:鼻。

吐くときは、腹筋で勢いよく。
吸う時は、喉周りの筋肉と腹筋で強く。

吐く、吸う回数や長さは、その時の心拍数によって変わる。
これで俺の限度一段階手前、心拍数150以内まではカバーできる。

二つ欠点がある。
俺は、寒いと鼻水が溜まる。
吸う時これが邪魔をする。
手鼻の出番。

次に今の時期は、空気が冷たい。
鼻孔や喉辺りまでその冷気が流れるとちとつらい。

ただ、鼻吸気によるメリットは、多いようだ。
鼻は、ラジエーターの役割。
鼻で加温、加湿して肺の働きを補助しているのだという。



このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター


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