2016年8月25日木曜日

縄張り 恋人募集中

三つの台風が北海道に上陸して落ち着いた昨日、走ってきた。
100kmと少し。
国道275号線で当別まで。
当別から道道527号線で望来。
望来から石狩。
そして帰路。


トンボが群れて飛んでいる。
しかもツナギで。
一気に赤くなった。
と、新聞販売所で話題を振る。

俺:あれは、婚姻色?。
Aさん:黄色のトンボと赤トンボは、一緒ですか?
Bさん:夕焼けを見たからでしょう。

調べてみる。
Wikipediaでは、
体色の赤いトンボの総称、赤卒ともいう。




翅を下げて
止まっている
アキアカネに
違いない








概要をコピー&ペーストする。
通常はトンボ科アカネ属(アカトンボ属、Sympetrum属)に
属するトンボを総称して呼ぶが、
狭義には秋に平地に群を成して出現する
アキアカネ(Sympetrum frequens)のみを指すことがある。
ただし、専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのは難しい。

また、アカネ属であっても体色の赤くない
ナニワトンボやマダラナニワトンボを含まない場合もあったり、
またトンボ科アカネ属以外の
体色の赤いトンボ(ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、ベニイトトンボ等)を
含む場合もある。
色は赤でなく黄色であるにもかかわらず、
夏の終わりごろから群を成して出現するウスバキトンボが赤とんぼと呼ばれることも多い。

アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。
通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる。

アキアカネの特徴の一つとして止まり方が
他のトンボが翅を水平のまま、若しくは垂直に閉じるの対して、
アキアカネは翅を体の下に徐々に下げて休むことが挙げられる。


紅くなったのを赤とんぼと読んではいるけれど
秋茜:アキアカネは秋になって里に下りてきた群むれ た赤いトンボを
そう読んでいる場合が多いということか。

婚姻色なのか?
こんな記事が見つかる

酸化還元反応による体色変化機構
産総研発表 2012年7月10日
・アカトンボのオス成虫の体色が黄色から赤色に変化するしくみを解明
・特定の色素の酸化還元状態の変化という、動物体色の制御機構を新たに発見
・生物の体色だけでなく抗酸化状態を維持するしくみの解明にも期待

なにやら難しいことになってきた。

オモクロームにより体色を変化させている。

オモクローム
甲虫類、昆虫の目の色を決定する生体色素。
頭足類:イカ・タコや、蜘蛛にも見られる。
アミノ酸の一種






























成熟すなわち婚姻色だべ。

んん、それだけではない?
直射日光から体を守るためでもあるらしい。

赤くなることで抗酸化作用が強くなっている。
しかも奴らは、縄張りを作る。

体を赤く染めて縄張りでじっとメスを待っているってことかい。
ご苦労なこった。

標本にしてからも還元型の体色を維持することから
この仕組みを解明すると抗酸化機能に関する新たな理解が見つかるかも、
だって。

ついで
関連記事で
アブラムシは、赤から緑に色を変え自身を保護している。
が、変色は共生している細菌が手伝っていた。





資料産総研


当別からの527号線:17Kmがいい。

然程長くなく適度な登り。
登り切ると樹海が広く見渡せる。
望来の手前坂途中に出られ望来の湾を展望。
国道231号線を石狩に向かうと石狩霊園の高台は、石狩湾が展望できる。

天気のいい日に今度は、カメラを背負って行くつもり。


このおやじ、アゴハリ一族。世界に散らばり社会を斜めから見つめブツブツ文句を垂れ
世界の滅亡を防ぎつつ勝手気ままに生きている。
札幌市在住、顎が張っている、へそ曲がりで頑固。
物事を斜めから見る習性があり周囲に疎まれる。
趣味:ロードバイク/ クロス カントリースキー/ そして、コンサドーレ札幌のサポーター

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